高校卒業後、大手家電量販店に入社。その後、個人商店、プラスティック成型メーカーの取締役を経て、2018年、営業コンサルタント・営業代行・経営サポートを目的とした株式会社ＬＴＳパートナーを設立。
現在は、顧問先企業（中小企業）の経営から現場の最前線に至るまでご要望に応じて入り込み、サポートを行っている。

これまでの経験を活かし、さらに実績を積み上げることができる環境はどこにあるのか、と考えていた時期に「企業をサポートするような会社を立ち上げるのなら手伝ってほしい」との声を受け会社設立の決意を固めました。
「さまざまな業種に対応することができるのか」という不安はありましたが、自らが立ち上げるのならこれが最後の機会になるかもしれないと思い、どこまでできるのかを試したい気持ちがありました。過去には経営陣としてトップの補佐役を務めた実績はありましたが、所詮はサラリーマンの延長線上だったと思っていたので、もう一皮剥けたいという気持ちも強くありました。
自らが立ち上げ経営する会社で、売上を作り、税金を納め、雇用を生み、社会貢献することができれば、「大きな自信になる」と考えたことが大きいです。

高校卒業後、最初に勤めた会社の上司に教わったことを今も心がけています。それは、「目的を持つこと」。
どのような作業にも、なぜそれを行うのか、という目的（理由）があります。それを考えずに取り組むと、どんなに単純なことでも成果にはつながりません。物を販売する場合は、何を売りたいのか、なぜそれを売りたいのか、それを売ることで誰にどのようなメリットがあるのか、などを明確にし、達成するためには何が必要なのかを考え、取り組みに反映させることが大切です。それがなければ、売りたいものが売場のメインではなく、少し外れた場所に陳列されてしまうことになります。
また、「物を売る」ことを目的にするのではなく、「お客様が必要とされている物を提供する」事を心がけるようにしなければ、長くお付き合いはできません。「お客様第一」はとても大切な目線であると考えています。
加えて、仕事を行うにあたり、事務所やトイレ、社用車など共有するものに対する美化意識を強く持って取り組んでいます。共有するものに対する美化意識が欠けがちなところがありますが、気づいた時に率先して美化に努めることは、周囲への気遣いにもつながり、皆にとっても気持ちの良いことだと考えています。コピー用紙やトイレットペーパーなどの補充においても同様です。自然とそのようなことを行えるようになるということは、組織において、必要な調整や連携が指示なしでも自然と声が上げるようになり、スムーズに事を進めることができる環境になると考えています。仕事に直結するものではない、と考えがちなところもありますが、最も重要な取り組みの一つと捉えて行っています。