浜松ベビーシッター ナチュキッズ代表

野田智世

Tomoyo Noda

自由を愛し人間を愛する

野田智世

略歴

岡崎女子短期大学幼児教育学科第一部卒業。保育士資格、幼稚園教諭免許取得。私立幼稚園で正規職員として3年、その後公立保育園の臨時職員として3年経験。結婚、出産を経て独立。子連れベビーシッターとして活躍。現在は3児のママ。イベント出店、ベビーシッターの起業支援、子連れシッターの活動支援、フリーランス保育士としても活動中。フリーランスのベビーシッターとして全国規模で再開予定。随時子育て相談も行っています。

現在の仕事についた経緯

過去に幼稚園で3年、保育園で3年働き、現在は三児のママとして子どもを育てています。
幼稚園や保育園での経験と実際に子育ての経験を生かし、世の中のお父さんお母さんの力になりたいと思いました。やはり同じ立場になって気づけた事がたくさんあり、今ならもっとしっかり関われたのにという悔しい気持ちもありました。
よく保育園に入れなかった、仕事を探したり面接を受けたりしたいけど預け先がないなど、待機児童問題は山積みです。現在はリモートワークや趣味の時間の際の子どもの預け先も困っているとの声も伺います。
集団生活とは違いその子のペースや想いに合わせた個別対応ができるベビーシッターに魅力を感じ、様々な利用形態や多様な要望に対応できるのでどこにも所属せず、個人事業主として起業する決意をしました。
また保育士資格を持っているのに保育士として働いていない潜在保育士の解消や、小さな子どもがいて我が子の子育てもしたいし、保育士としても働きたい方向けに我が子と一緒に働く“子連れ”の土台構築のため、子連れベビーシッターの道を選びました。実際にやってる方はかなり少数で自分で手探りで始めました。

仕事へのこだわり

私は最初、交友関係に乏しく一匹狼でした。
でもできた。
自分でこうしたい!が強くあったのでそこに向かって突き進んでいきました。
やってみなきゃ分からない。
ダメだったら辞めればいい。
こう思って、ただただ自分を信じてやってきました。
熱意だけは負けません。
知名度も低く最初は不安でしたが、お客さんがついてくれて同業者の友人ができました。
少しずつですが今のスタイルを築くことができたと思っています。

個人事業主なので自分のスタイルや個性が大事です。
人柄や人間性を見られます。あの人だからお願いしたいと思ってもらえるように頑張りました。
私はそれぞれが持つ価値観を大切にしています。お客様、同業者でも色々な意見があっていい、どちらが正しいとか悪いとかじゃなく価値観は人それぞれだという想いを大切にしています。私と関わってくれた人が少しでも幸せになれるように、それが相手に伝わるように、優しさで包み込むような関わりを大切にしています。
自由な発想とお互いを想う気持ちでこれからも前進していきたいと思います。

若者へのメッセージ

子育ては思っている以上に奥深いです。
とても幸せで、でも孤独で、周りに心から寄り添ってくれる存在が必要となってきます。
少しの思いやりで救われる気持ちがあります。

虐待や痛ましい事件の裏側を見てほしい。
なぜ、どうしてと疑問を持ってほしい。
様々な価値観を認め合う心を養ってほしい。
時代とともに常識は変わっていきます。

子どもに関わる仕事は、子どもたちの笑顔お父さんお母さんの笑顔を見るとそれだけで幸せな気持ちになれる、やりがいのあるお仕事です。
私たちは一つ一つの家庭と向き合い、それが繋がって日本の大きなサポートになると思っています。

世の中にはたくさんの職業があり、年齢は関係なく、やりたい事で独立している経営者さんをたくさんみてきました。
皆さん、個性豊かで面白くて働く事を心から楽しんでいます。
是非目標の人に、その分野で成功している人に会いに行ってみて下さい。
そしてやってみたいという強い気持ちを大切に、頑張って下さい。