株式会社流機エンジニアリング 代表取締役

西村 聡

Satoshi Nishimura

一生懸命

西村 聡

現在の仕事についた経緯

就職先の目星もつけていたのですが、就職のタイミングを逃してしまいました。そんな時、現会長職の私の父が「良いバイトがあるぞ」という風に声を掛けてくれました。鹿児島県種子島宇宙センターの基地の中で働く仕事で、流機エンジニアリングが関わっていて、人が足りないから行ってくれということでした。その時は、週休5日、土日休みの釣り放題だという条件もあり、行くことになりました。
現地に到着して宇宙基地の工場に入った瞬間に、ピーンと張り詰めた緊張感があり、すごいところに来てしまったなと思いました。結局休みもほとんどなく、何とかその仕事を終えて帰ってきたのですが、数日後には先輩から電話がかかってきて、流機エンジニアリングに来てほしいと言われました。
千葉県市原市に工場があるのですが、3年間みっちり、そこの工場長と寝食を共にしながら、同じ部屋で寝泊まりして、仕事をすることになりました。そこから流機エンジニアリングの正社員になり、現在に至ります。

仕事へのこだわりと目標

「常にワクワク感を持つ」、「常にないものをあるものにする」の2つを意識して取り組んでいます。
新しい事業や新しいお客様、新しい技術を展開しようとした時には、常に勉強しなければいけません。また、お客様の課題に対して「提案」するということは、その分期待を上回らなくてはいけません。提案しご納得いただくということを一つ一つ積み重ね、愚直にやるということが、私の信念です。そして、すごく抽象的でも構わないので、常に目標を掲げておくようにしています。

我々は、具体的になにか道しるべを作り、そこに到達するための方法論としてKGI、KPIというものを、数値標語や具体的な行動内容に落とし込むようにしています。これを癖付けするために、日々トレーニングをして、それに沿って進めていくようにしています。
その先端にある「道しるべ」はどういう風に描くかが重要で、安易な目標だとつまらないので、基本的には今の考え方、思考状態だと絶対に達成できない領域に入ったぐらいの数値目標を意識しています。

若者へのメッセージ

小さくても大きくても、必ず自分の意思決定というものがあるはずです。
大なり小なり、全ては自分の意思で物事が進んでいるということに、まずは気付くべきです。
そこから「何をしたいか」「何をするべきか」というところまで落とし込みましょう。
1分1秒というものをものすごく尊いものとして捉えていただくということは大事ですね。