BugsWell合同会社 業務執行社員/連続起業家

浪方勇希

Yuki Namikata

仕事とは愛情の産物である

浪方勇希

略歴

2012年東洋大学法学部卒業。人材業界で営業部門や新規事業開発を経験した後、2014年に外国人エンジニアのヘッドハンティング会社を創業。その後、東証一部上場企業に事業譲渡しグループ子会社代表取締役に就任。
2017年に長崎県西海市にて、西海市、親和銀行らと共同出資をし、デザインとテクノロジーを扱う地域商社を創業。代表取締役に就任。
現在は、起業家のメンタリングやコーチング、創業資金の提供を行う傍ら、連続起業家として、クリエイティブスタジオ、昆虫食、宇宙ゴミ除去などの分野で事業を立ち上げている。

現在の仕事についた経緯

24歳で最初の会社を創業してから現在まで、時流や機会とともに事業や組織を変革しながら、起業家として多くの気づきを与えて頂きました。30歳を迎えるにあたり、自分の使命を内省した際、「人類と地球のために残りの人生(時間)を使おう」と思いました。世界人口の増加に伴うタンパク質の供給危機や宇宙ゴミの問題について、遅かれ早かれ起きることなら気づいた時から行動を始めようと思い、現在は、長崎県にてBugsWell(昆虫食)と、大分県にて箒星(宇宙ゴミ除去デバイスの開発)という会社を経営しています。

仕事へのこだわり

新人時代は、周囲に人がいない孤独な時にこそカッコよく生きよう、仕事に対しての美意識を持とうと心掛けていました。美意識、美しさというのは決して見た目だけではなく、所作をはじめ、話し方、気の遣い方、そして、物事の背景を想像したり、異なる価値観を理解する感覚や感性、それはもう最終的には自分の生き様(STYLE)かと思います。そのために様々なことを日々勉強して、様々なものを観て、様々な人に会ってきました。

仕事をする上では、自分の喜びに忠実に、自分の価値観に従って生き、誰かから言われたことではなく、自分の純粋な心の声に耳を傾ける習慣が大切です。自分で行動しなければ、疑問はボヤキになります。
私は、仕事は志事と捉えています。仕事とは本来、我慢するものではなく、心を開くこと、人に親切にすること、そして自分自身の気持ちを楽にすることのひとつの表現手段であり、愛情の産物だと思っています。自分らしく在ることだけが、自分の可能性を解放し、最終的には社会貢献に繋がっていくものだと考えています。
ですので、起業をしてからは、「遊びと仕事の垣根をなくす。」「1日1日に遊び心を持って過ごす。」「軽やかに生きる。」この3つを心掛けて日々過ごしています。自分らしく無理せず等身大で社会的な目的を持って生活することです。もっと成長したいと思う時、本人はそれを努力とは考えないのでいつも楽しいです。

いま取り組んでいる事業は、自分自身を大きく成長させる必要があり、不安も多少ありますが、重要なことなのでやることにしました。毎日が忙しいですが、やるべき仕事だと感じたからやっています。これからの時代は与えられるものを待つのではなく、自分で創っていく時代です。

若者へのメッセージ

あなたは少し狂っている。それを失ってはいけません。辛い時はきっと来ます。だけどそれはきっと、今まで気にしていなかったことと向き合う良いチャンスになります。細かいことにこだわる人生は辞めて、大きく考えましょう。良い経験だと捉えましょう。

人はなぜ行動を起こせないのか。理由のひとつには、「考え過ぎ」があります。時間がない、忙しい、失敗するかもしれない、誰かが反対するかもしれない…。こうした声で頭の中がいっぱいになって、身動きが取れなくなります。もうひとつは、自分を信じていないということです。「自分にそんなことができるわけがない」とやる前から決め付けてしまうのです。それ以上に深刻なのが、行動を起こす必要性に気づいてさえいない人が多いということです。

周囲がやらない時にちゃんとやりましょう。なぜなら、周囲と一緒になっていたら、いつまでも“みんなと一緒”から抜け出せなくなります。できる限りの準備をして、向き合うべきものに向き合って今日という今を全力で生きてください。本気で準備をしないと、本当に向き合うべきものが分かりません。それは、自分の人生がいつまで経っても何も見えてこない、行動を起こす必要性を素通りしてしまうことになります。

最後に、動機と情熱を持って仕事に向き合ってください。自分の言葉で自分の仕事を語れる大人になってください。夢というのは、それを叶える人がいるからこそ抱けるものです。夢のバトンを絶やさず生きてください。