株式会社サンワ商会 代表取締役

長手幹雄

Mikio Nagate

失敗を恐れず勇気ある挑戦

長手幹雄

略歴

小学生からラグビーを始め、甲南中学・高校・大学では体育会ラグビー部のキャプテンを務める。
甲南大学経営学部卒業後、住友生命保険相互会社に就職。
12年半勤め、うち6年を支部長としてセールスマネージャーを経験。
35歳より株式会社サンワ商会代表取締役として就任。

現在の仕事についた経緯

元々は新卒で住友生命保険相互会社に入社し、12年半勤務していました。
住友生命時代には、国民クラブ(社内の最高栄誉)にて3年連続表彰され、周りからも「期待の星」として将来を有望視されていました。

しかし、そのタイミングで先代の社長であった父が倒れました。
『このまま父の会社がなくなってしまうか』それとも『このまま住友生命でなりたい自分を追い続けるか』という葛藤がありました。
悩みぬいた結果、自分が思い描いた未来を叶えられず、「あの時、父の後を継いでいればよかった」と後悔するのではとふと思い、何とか父の役に立ちたい一心で、家業であった株式会社サンワ商会に入社しました。

社長に就任した当初は2名の社員とも様々な苦労がありました。
それから社員を増やしつつ、現在は18名に増え、家族のように大切な存在となっております。

仕事へのこだわり

『とことんやり抜く』ことを大切にしてます。
難局にぶつかったら、逃げずに体当たりで乗り越える。
難局が向かってきてその場で立ちすくんでいたら、飲み込まれてしまいます。大きい問題だなと思ったら、まずは自分から体当たりしていくことで乗り越えられると信じています。
強い意志や気持ちで臨めば、周りの誰もがその気持ちの強さや気迫に押され必ずいつか道は開けると思います。

また、人にはそれぞれ個性があり、長所と短所があります。
様々な立場や役割にて、それぞれの個性を活かすことが大切だと思っています。
過去のラグビーでの経験を通し、自ずと身に付いていた、「周りを引っ張っていく力」や「周りを巻き込む力」を活かし、会社の全員が自分の力を適材適所で発揮し、輝ける環境づくりを心がけています。

サンワ商会は、来年2022年11月で50周年という節目を迎えます。
50周年を迎えるにあたって、今までお世話になったお客様への感謝はもちろんのこと、これを機に変えていくべきことは変え、成長していきます!
これからのサンワ商会に更に期待をして頂きたいです。

若者へのメッセージ

学生時代のラグビーでは何度も大怪我し、挫折も経験しました。
でもラグビーが楽しかったから、やめませんでした。

仕事も同じで、20年間保険業界に携わってきて、今までやめたいと思ったことが一度もないです。
「もし生まれ変わったとしても同じ仕事がしたい!」と思えるくらいこの仕事は楽しいですし、好きです!

自分がやりたいことを見つけたら、とことん打ち込んでみてください。
途中であきらめず、自分の任された仕事をとことんやり抜くことで、自ずとその仕事が好きになり、もっともっと極めていきたいという気持ちになります。

若いうちは失敗してもいいと思います。
しかし、失敗してもいいやという気持ちで臨むのではなく、一番大事なのは「全力で取り組んだのかどうか」です。全力でぶつかり、自分の力を出し切った上で失敗してしまったのなら、それはすごくいい経験に繋がります。

何事も中途半端ではなく、全力で体当たりし、向き合ってみてください!