合同会社インフォディ 代表

村木計之

Kazuyuki Muraki

おもしろきこともなき世をおもしろく

村木計之

略歴

同志社大学法学部法律学科卒業後、新卒で某化粧品会社に入社。3年間の営業経験を積み、営業新人賞も受賞。
退職後4か月で社会保険労務士資格を取得し、それを機に会計事務所系コンサルティング会社に転職。
その後独立系コンサルティング会社に移籍し、マーケティング・マネジメント・社員教育の経験を積み重ねる。
1999年に独立、2012年に法人化。目標達成のための問題解決支援を主な土俵とする。
現在は経営支援、管理者育成、営業力強化をはじめ、人事評価制度や人材育成などの分野で活躍中。

現在の仕事についた経緯

実家が観光地で商売をしており、自身が本家の長男だった事もあり、幼少期から経営を身近に感じていました。
最初の就職先だった化粧品会社勤務時、顧客である美容室支援を通して、現場で体験しながら経営・社員教育・リーダーシップ・マネジメントの基礎を学びました。この頃に、営業職としての営業視点だけでなく、経営視点や顧客視点で事象を観察する習慣が身に付きました。当時は解決できなかった問題を解決する興味を抑えられず、コンサルティング業界に足を踏み入れる事となりました。

仕事へのこだわり

現在でも成果創出・相手視点・成長の3つが常に根底にあります。
望む成果を掴むための“できる理由探し”を常に追い求め続けています。人が絡んで起きる問題は、やり方次第で必ず解決できると思っています。そのためには多様な数多くの経験を積み重ねて経験値化する事が一番の差異化になる事に気付きました。経験という点が繋がる事により、解決策の選択肢が拡がり、優位性が高まります。1年以内の短期的な繋がりもあれば、30年単位という長期の繋がりもあり、30年前に経験したことが今頃繋がって解決できたという事もあります。常に成果創出というゴールを目指しながら、今を一生懸命努力する事が人生として正しい生き方だと思っています。

成果を判定するのはお客様であり、常に相手視点に立って仕事を進めることを意識しています。人の価値観は多様であり、世の中は白黒ではなく常にグレーだと思っています。相手の価値観・考え方を知ることで、望ましい道筋の選択肢を示し、ゴールに導く事ができます。同じ仕事をするのであれば、ご縁のあった方々のその後が良くなって頂くことを念頭にお客様と接しています。

人は経験して成長するために生まれてきたと思っています。難易度の高い仕事ほど、自身を成長させてくれる事を何度も経験しました。難易度の高い問題ほど、お客様と一緒になって成長できる喜びも大きいことを幾度となく経験しました。経験しなくて良い事などなく、人が嫌がること、困難な事ほど、振り返って自身の成長に役立った事を実感します。しかし、その渦中では気付かないもので、そこに気付いた人ほどポジティブな前に進むエネルギーに情熱を振り向けることが出来ます。その連鎖を拡げていきたいです。

若者へのメッセージ

人生の充実度は経験の量と質で全て決まります。
社会では領域が無限大にあり、自ら定義することもできます。その中で1番になった人は、必ず時間と手間を1番かけています。自ら領域を設定してゴールを決め、努力と経験を積み重ねる事が充実した人生を過ごす最大の秘訣です。

最初は小さな領域で構いません。成長に合わせて領域を拡げましょう。人が嫌がることや苦労には成長の宝が隠されています。仕事だけの人生では経験が足りません。新たな領域に足を踏み入れることも推奨します。経験という点は多いほど良い。経験は深さだけでなく、幅も大切です。経験質量が増えるほど、比例して選択肢が増える事に気付くでしょう。失敗も経験です。失敗でしか学べないことがあります。一番いけない事は、何もしない、何も経験しないこと。失敗よりも何もしないことが人生を敗者へと導き、後悔を招き入れます。

満足することはあっても、次の目標を決めて突き進みましょう。“これで良い”と思って安心した時点で、脳の老化が始まります。身体は使わないと劣化し始めて老化する、自然の摂理です。
そして、自分だけでなく、縁のある人と一緒に経験を積み重ねて成長しましょう。類は友を呼ぶ、成長する人には成長する人が集まります。