アーキコンシェルジュ一級建築士事務所 代表
村上竜一
Ryuichi Murakami略歴
東京デザイン専門学校 住宅デザイン科卒業後、アトリエ設計事務所及び組織設計事務所にて約13年の実務を経て、2020年10月 千代田区東神田にてアーキコンシェルジュ一級建築士事務所を開設。
現在の仕事についた経緯
図工好きだった事が全ての原点です。小中学生時代は勉強もスポーツも全くダメで、いわゆるのび太君タイプだったのですが、図工や美術・技術家庭科だけは得意で、成績も群を抜いていて、在学中は5段階評価で5以外もらった事がないです。
しかし小中学生時代だと、頭のいい子・スポーツできる子・ちょっとヤンキー風の子がモテますし、周りからは、図工とか美術ができたって役に立たないし成績が良くてもそんなの意味ないとバカにされていました。
また、絵を描くのが好きな人=ネクラ・キモいみたいなレッテルもありました。
なので、バカにした人を見返そうと思い、特技(好きなこと)を活かして、自分が優位なフィールドで戦える工業高校に進学すると決めていました。
そもそも学力が足らず普通高校には進学できなかったのもあります。
中でも建築学科を選択したのは「絵を描くこと」「物を作ること」の両方が出来ると思ったからです。自分は両方できて、人よりすごいものが作れる自信があったので、絶対勝てると思いました。
高校卒業後はデザインの観点から建築を学ぶため専門学校へ進学して、本格的に設計の勉強をしました。
卒業後はアトリエ設計事務所へ入所しましたが、それから紆余曲折あり、4度の転職を経験しています。そのうち3社は会社の方から退職を言い渡されたので、心が折れそうになりましたが、それでもブレることなく設計の仕事に就くことにこだわり続けました。それは自分にできる事がそれしかないからです。
そのこだわりは独立開業した今も現在進行形で続いていますし、これからも続きます。
しかし小中学生時代だと、頭のいい子・スポーツできる子・ちょっとヤンキー風の子がモテますし、周りからは、図工とか美術ができたって役に立たないし成績が良くてもそんなの意味ないとバカにされていました。
また、絵を描くのが好きな人=ネクラ・キモいみたいなレッテルもありました。
なので、バカにした人を見返そうと思い、特技(好きなこと)を活かして、自分が優位なフィールドで戦える工業高校に進学すると決めていました。
そもそも学力が足らず普通高校には進学できなかったのもあります。
中でも建築学科を選択したのは「絵を描くこと」「物を作ること」の両方が出来ると思ったからです。自分は両方できて、人よりすごいものが作れる自信があったので、絶対勝てると思いました。
高校卒業後はデザインの観点から建築を学ぶため専門学校へ進学して、本格的に設計の勉強をしました。
卒業後はアトリエ設計事務所へ入所しましたが、それから紆余曲折あり、4度の転職を経験しています。そのうち3社は会社の方から退職を言い渡されたので、心が折れそうになりましたが、それでもブレることなく設計の仕事に就くことにこだわり続けました。それは自分にできる事がそれしかないからです。
そのこだわりは独立開業した今も現在進行形で続いていますし、これからも続きます。
仕事へのこだわり
一つ目は、常に上位目的を考える事です。
依頼された通りのもの、取引先のマニュアルに従ったものを作れば、多くの場合は成果や報酬に繋がりますし、一会社員としてルーティン的に仕事をするのであればそれでも問題ないように見えますが、それを遂行するだけの業務は間もなくAIに取って代わられると思います。極論を言えば、それをやるだけなら能力を必要とせず誰にでもできるからです。
「そう言われたから」「取引先の仕様書がそうなっているから」ではなく、「なぜそうしたいのか?」「なぜ必要なのか?」依頼の背景や微妙なニュアンス、心の声をくみ取る事が大切であると考えています。
相手が「そうそう!それ!そういう事!」と、思わず声を上げてしまうような、痒い所に手が届く提案ができてこそ初めて、信頼に繋がるのではないかと思います。
そう、設計者は建築家ではなく翻訳家であるべきなのです。
二つ目はまずは自分が楽しむ事です。
そういうと「仕事は他者貢献であり自分が楽しむものではない」と反論がありそうですが、ミュージシャンは、何より自分自身が歌う事・演奏する事を純粋に好きで楽しんでおり、その楽しんでいる雰囲気が溢れ出ているからこそ、周りが惹きつけられ、魅了されファンが付いてくるのだと思います。
三つ目は図面に魂を込める事です。
今や図面はCADで描くのが当たり前で、だから誰が描いても同じだと言う意見があります。しかし、私は想いを込めて描いた図面は、CADであっても描き手の魂が伝わるものであると考えています。
依頼された通りのもの、取引先のマニュアルに従ったものを作れば、多くの場合は成果や報酬に繋がりますし、一会社員としてルーティン的に仕事をするのであればそれでも問題ないように見えますが、それを遂行するだけの業務は間もなくAIに取って代わられると思います。極論を言えば、それをやるだけなら能力を必要とせず誰にでもできるからです。
「そう言われたから」「取引先の仕様書がそうなっているから」ではなく、「なぜそうしたいのか?」「なぜ必要なのか?」依頼の背景や微妙なニュアンス、心の声をくみ取る事が大切であると考えています。
相手が「そうそう!それ!そういう事!」と、思わず声を上げてしまうような、痒い所に手が届く提案ができてこそ初めて、信頼に繋がるのではないかと思います。
そう、設計者は建築家ではなく翻訳家であるべきなのです。
二つ目はまずは自分が楽しむ事です。
そういうと「仕事は他者貢献であり自分が楽しむものではない」と反論がありそうですが、ミュージシャンは、何より自分自身が歌う事・演奏する事を純粋に好きで楽しんでおり、その楽しんでいる雰囲気が溢れ出ているからこそ、周りが惹きつけられ、魅了されファンが付いてくるのだと思います。
三つ目は図面に魂を込める事です。
今や図面はCADで描くのが当たり前で、だから誰が描いても同じだと言う意見があります。しかし、私は想いを込めて描いた図面は、CADであっても描き手の魂が伝わるものであると考えています。
若者へのメッセージ
好きなら努力はするな!
この言葉だけ切り取られると炎上しそうではありますが、例えば恋愛する時、相手の事を「努力して」好きにはならないと思います。
ただただ純粋に好きという想いから自発的に自然に行動しているはずですし、それら全ておいて「努力している」という感覚はないと思います。
仕事においても同じです。好きな事を仕事にしている、または目指そうとしているなら尚更です。その「好き」という純粋かつシンプルな感情を大切にし、忘れないで欲しいという事です。
この言葉だけ切り取られると炎上しそうではありますが、例えば恋愛する時、相手の事を「努力して」好きにはならないと思います。
ただただ純粋に好きという想いから自発的に自然に行動しているはずですし、それら全ておいて「努力している」という感覚はないと思います。
仕事においても同じです。好きな事を仕事にしている、または目指そうとしているなら尚更です。その「好き」という純粋かつシンプルな感情を大切にし、忘れないで欲しいという事です。