慶應義塾大学理工学部で金融工学を専攻。新卒で中小企業向けITソリューションを提供するベンチャー企業に入社し、事業企画と営業を経験。その後、ヤフー株式会社でヤフオクやY!ショッピング向け決済サービス、ジャパンネット銀行の管理、リアル決済サービス立ち上げプロジェクト（現在のPayPay）のプロジェクトマネージャー、決済サービス企画チームのマネージャーなどを経験。2016年に妻が経営するまつげ専門サロンを承継し代表取締役に就任、サロンを4店舗まで拡大。2018年にMANDA株式会社をヤフー時代の仲間4人と設立し、代表取締役に就任。

父親が経営していたソフトウェア開発会社を父親の急逝後に継がなかった経験から、中小企業の事業承継問題を解決するため、MANDA株式会社を設立しました。
M&A業界を分析するため、会社を売った方々、買った方々にヒアリングを重ねましたが、テクノロジーを使って業界の健全化や効率化に貢献できると考え、サービスを構築してきました。

新卒で入社した会社では、ただひたすらがむしゃらに、上司から与えられたミッションを最大限に達成することばかりを考えていました。そのため、営業担当として年間MVPを獲得したり社内で評価を受けることはできましたが、大義や顧客満足は二の次になっていて、自身の中で心がどんどん疲弊していることに気づきました。
この経験がきっかけで、自分自身がどう在りたいかを見直すことができ、その後のキャリア形成にも大きく影響を受け、仕事へのこだわりも「社会課題の解決に結びついているか」を意識することだと考えるようになりました。
現在の私の挑戦も、事業承継問題を2030年までに解決すると掲げており、これまでの経験が全て点と点が結びつき、やるべき仕事を見つけたと感じています。