株式会社 K GLOBAL PRODUCTION 代表取締役

森﨑康太

Kouta Morisaki

I'm not concerned that you have fallen – I'm concerned that you arise. 私は、あなたが倒れたことに関心があるのではありません。あなたがそこから立ち上がることに関心があるのです。

森﨑康太

略歴

外資系総合商社での管理職経験を経て独立。
2014年4月1日、株式会社 K GLOBAL PRODUCTION設立。現在、法人9期目。
生涯教育をミッションとし、産まれた環境や境遇に左右される事のない、学ぶ意志ある全ての人達へ高等水準の教育や研究を提供している。
著書に『ゼロイズム〜絶望の荒野に綺麗な永遠の花を咲かせよう〜』がある。

現在の仕事についた経緯

大学在学時代に教員への道を進んでおりましたが、当時の教育環境で「いじめ」や「学級崩壊」など様々な社会問題が全盛となっており、その過酷な教育環境で自分自身はまだ無力すぎて何も為せる事がないと絶望し、教員への道を挫折しました。
その後、事業への道へ転身し実務経験を通じて成果を上げていく中で、資本主義に於ける金銭だけを追い求める事業に疑念と自己矛盾を抱き、本来のアイデンティティーを再考しました。
自分自身が一度は諦めた夢である「教育」への道を、事業を通じて具現化していくことを決め、生涯学習をミッションとし、教育事業という形で自己実現しました。

仕事へのこだわり

仕事に対する姿勢はよく他者からストイックだと言われます。
そもそも私は仕事自体が好きで、ライフスタイルでも「仕事」が「遊び」であり「遊び」が「仕事」の感覚で、常に好きな事を懸命に取り組んでいます。
又、誰にでもできる事を誰にでもできない領域までする事は、万人にとって成果を出す事ができる重要な方法だと考えています。
私自身、抽象度の高い事象を捉えるのを得意としていますので、その抽象度が高い事象を如何にして抽象度を段階的に下げていき具体化していくかが、教育に携わっていく中での重要な役割だと考えております。
そして、弊社が提供する生涯学習を通じて、関わっていただく人達の人生の豊かさが総合的に向上していくようにステークホルダーの皆様と共に日々努めております。

若者へのメッセージ

私自身が20代の時はまだまだ年功序列の風潮が強い時代でした。
管理職を務めて周囲より成果を上げていると「若いのにすごいね」と皮肉めいた言い方で素直に評価や賞賛されずに嫉妬されました。若いからというのを理由に見下された事が多々ありました。その原体験を反面教師として、私は自分よりも若い人達へ寧ろ尊敬の念を抱くようになりました。
現代で俗にZ世代と呼ばれる人達は非常に優秀な方が多いと現場でも日々感じています。その中でも自分自身のアイデンティティーをしっかりと構築し、コアとなる人生の志を強く持っている若き優秀な人達が、これからの次世代を担っていく重要な存在だと思っています。
エールやアドバイスというよりも、私が逆にその世代の方達に教えていただくことの方が多く、関わらせていただく中で日々勉強させていただいております。
今後ともそういった若年層の人達と良い関係性を長期的に持てたら非常に嬉しく思います。共に学び続けて参りましょう。