ATTRACTIC株式会社代表取締役

森 麻里

Mari Mori

努力は人を裏切らない

森 麻里

略歴

立命館大学卒業後、Sky株式会社にインストラクター職で入社。
講習会を通じて2万人を越えるお客様へソフトウェアやPC、タブレットの使い方を指導。
しかしインストラクターの仕事をする中で「ITが苦手な経営者が多い・女性が子育てしながらの勤務は難しい」という課題を目の当たりにし、中小企業のIT支援ならびに女性の働き方改革を図るべく起業。

現在の仕事についた経緯

現在IT企業を経営しています。
起業したきっかけは、経営者である父親の姿を見ている中で「私はいち会社員として雇われている立場でいいのか」、「会社員で管理職を目指して朝から晩まで働く人生が正解なのか」ということに、正直なところ日々疑問を感じていました。そんな中父親が還暦を迎え「今父親に万が一のことがあっても、今の会社員の自分には経営力が皆無で何も力になれない」ということも感じており、会社員時代に培ったIT力を生かし経営者としての道を歩もうと決意しました。
起業する際にIT分野を選んだ理由は、今後も伸びる業種であり固定費が少ないという観点と、IT企業でインストラクターとしてお客様の元で講習会をする中で「ITを使いこなせていない経営者の方が多い」と日々痛感していたからです。今の時代、ITツールやSNSを活用することで売上を伸ばしたり人件費削減に繋がる業務効率化ができるにも関わらず、ITが苦手という理由からこれまでのスタイルを変えられていない会社が多々あります。お客様に喜んでもらえるITサービスを提供したい!という想いからATTRACTIC株式会社を設立致しました。

仕事へのこだわり

周囲からの信頼獲得とお客様に喜んでもらえるかどうかにこだわっています。
今では女性の社会進出も進んでいますが、社会ではまだまだ男性の方が強いです。だからこそ会社員時代は新人賞をとること、経営者になった今ではビジネスコンテスト等で賞をいただくといった周囲からの信頼に繋がる実績作りにこだわりを持っています。
もちろん実績だけでは仕事の依頼はきませんし、お客様が求めていないサービスを提供していては会社を長く存続させることはできません。IT分野という苦手意識をもたれやすいサービスだからこそ、お客様それぞれの立場になり本当に喜んでいただけるサービスを提供することにこだわっています。

若者へのメッセージ

自分の人生の中で一番大切にしたいものは何かをぜひ考えてください。
私の場合は家族です。
家業のこともそうですし、いち女性として結婚や出産などのライフプランを考えた際に「子どもや家族第一の生活をしながら、パソコンがあれば自宅で仕事ができる環境を作り上げよう」と考え起業の道を選びました。
しかし学校を卒業していきなり起業するというのは不安も大きいと思います。私は6年間の会社員生活で学んだことが大いに生かされているので、まずは企業に勤め専門的な知識をつけたり組織のことを学んだり、と経験を積んでから今後の自身の人生を見直すというのもいいと思います。
常識にとらわれず自分の大切なものを犠牲にしない人生を送ってください。