誠和工業 代表

水田翔悟

Shogo Mizuta

苦労や目標を語る前に自身の恵まれた環境に感謝

水田翔悟

略歴

東京都立立川高等学校を中退し、解体工事業に入社。解体工事業を3年間経験後、独立。
現在は東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県・大阪府・愛知県など多方面で、若者へ向けた独立・集客の支援をしている。

現在の仕事についた経緯

『石を投げて窓ガラスを割ってみたい』という幼少期のいたずら心が高校時代まで残り、友人と日野市の解体業者に入社しました。入社した翌日、現場内で窓ガラスを割らせてくださった当時の専務には今でも感謝しています。

解体工事をしばらく経験しているうちに、「建設機械(ユンボ)に乗って建物を壊したい」と思うようになりました。当時の社長へ相談をして、練習をさせてもらい、1年目で運搬以外の小さな解体工事の一式を任せてもらえるようになりました。

その後マーケティングに興味を持ち、独立を希望しました。当時の社長からは「まだ早い」と止められましたが、抑えきれずHPを作りはじめ、2015年9月23日に個人事業主 誠和工業として開業をしました。

仕事へのこだわり

建物の解体工事は埃や音、揺れが発生しやすいので、事故やクレームを防ぐため、【壊して、捨てる】というより【分解、分別をしリサイクルする】ことをスタッフや自社から独立した協力業社様まで工法化し、解体工事を手掛けております。これは、細かく分別することにより廃材の処分費用を下げる事ができ、余分な人工や日数をかけないという目的もあります。

また、資材置場を各都道府県に買うことにより、道具・足場材などの搬出入距離の短縮に成功し、『素早く』且つ職人達に『余裕のある工事』を目標としています。

廃材を処理する中間処理場への距離が、時間数や人工の増加にもつながり、解体工事の金額を下げることが難しい状況であったため、各都道府県の30社を超える収集運搬業社と中間処理場の委託契約を致しました。

お客様や協力業社様に喜んで頂くためにも、安価に素早い工事ができる環境整備を続けています。そして“地域最安値”の解体業社として誇りを持ち、活動しております。

若者へのメッセージ

何かを人に売りたいと思った時の商品の選び方は、自分の好きな事や趣味、やっていて楽しい事、得意な事がお勧めです。そして自分の得意なことはどんどん発言、発信していく事が大切だと思います。

決まったら、その商品のニーズに合った自分史上最高のクオリティを常に追求し、アピールしていく事によって、需要(悩み)のあるお客様に対して認知してもらう必要があります。やり方は人それぞれだと思いますが、私は独学でWebマーケティングを覚え、現在は3人のパートナーと共に発信しています。

次に共感、相談、商品の提供、悩みの解決が必要となります。

好きな事、得意な事を追求し、認知して下さったお客様から需要を頂いたら、親身になって相談を聞き、共感し、自分の環境(会社、家族、仲間、協力業社様、住んでいる町、持っている道具、車両、重機など)で何が提供出来るのかと本気で考えることが大切です。お客様に対して最高に価値のある商品(仕事)を提供し、それをマニュアル化&自動化していく事で、更なるお客様の悩みの解決が可能となります。

利益を求めず感謝される事を目的として、細やかなおもてなしや気遣いを忘れず、一生懸命に仕事する事ができれば、利益は後からしっかりついてくると思います。

私はたまたま、好きな事、得意な事が解体をする事でした。