株式会社s.create 代表取締役
三尾直文
Naofumi Mio略歴
卒業後はアパレル会社に入社、大手外資系ブランドの買い付けを手がける。2009年にIT・広告会社に転職。2015年、独立。現在は、WEB&フリーマガジン「おでかけmoa」、滋賀の住宅サイト「しがのいえ」、「滋賀パンマルシェ」、「滋賀ラーメンWAVE」などのイベントを運営。びわ湖放送の番組「びわカン」にてコメンテーターとしても出演。
現在の仕事についた経緯
学校を卒業してから、ずっとアパレルの仕事をしていました。勤務先は京都・大阪・神戸だったのですが、2008年にリーマンショックが起き、お客さんである経営者さんたちが苦しんでいる姿を目の当たりにしました。
経営の相談もされましたが、自分は何しろ服のことしか分からなかったため、何のアドバイスもできませんでした...。その経験から、「経営者の役に立つ仕事がしたい、そしてその仕事で地域貢献も出来たら」と考えるようになりました。
その後、フリーペーパーなどを作っている京都の会社に転職し、滋賀の事業の責任者を任されるようになりました。私の地元でもある滋賀は、“ほどよく田舎” で “ほどよく都会” です。とても暮らしやすいところだと、改めて感じました。軌道に乗ってきた頃、「滋賀に事務所を作りたい」と社長に直訴したところ、「それなら自分で独立してやってみろ」と言われました。いろいろなタイミングが重なり、滋賀の事業を引き継ぐかたちで会社がスタートしました。
経営の相談もされましたが、自分は何しろ服のことしか分からなかったため、何のアドバイスもできませんでした...。その経験から、「経営者の役に立つ仕事がしたい、そしてその仕事で地域貢献も出来たら」と考えるようになりました。
その後、フリーペーパーなどを作っている京都の会社に転職し、滋賀の事業の責任者を任されるようになりました。私の地元でもある滋賀は、“ほどよく田舎” で “ほどよく都会” です。とても暮らしやすいところだと、改めて感じました。軌道に乗ってきた頃、「滋賀に事務所を作りたい」と社長に直訴したところ、「それなら自分で独立してやってみろ」と言われました。いろいろなタイミングが重なり、滋賀の事業を引き継ぐかたちで会社がスタートしました。
仕事へのこだわり
新人時代から、“オン・オフの切り替え”、“社内・社外の人の役に立つことを精一杯する”を心掛けていました。また、上司の指示を待つのではなく、率先して与えられた仕事に取り組んで、分からないことがあれば聞くよりもまず自分で調べるようにしていました。あとはアイディア出しも大切にしていました。
現在、発行しているフリーペーパー「おでかけmoa」は、創業時から読者さんより「今月はもうもらえないの?」という問い合わせのお電話をよく頂いていました。紙の冊子は、配り終わってしまったらそこで終わりなので、広告を出してくれているお店への反響や認知、そしてWEBの時代を考えたら、WEBサイトは絶対に必要だと思いました。なのでフリーペーパーと連動したWEBサイトの展開は、創業とほぼ同時に始めました。WEBマガジンの知識が無かったので、自分で調べてその考えが正しいのかどうか周りの意見もよく聞いて実行しました。その点においても、新人時代からの習慣が役に立ったかと思います。
“デジタルとアナログの融合”を掲げていますが、これはアイディア出しの経験が活かされています。フリーペーパーの誌面に載せられる情報量には限りがあるので、お店の紹介欄のQRコードからWebサイトへ誘導し、お店のメニューや写真、口コミ、GoogleMapと連動した地図などをチェックできるようにしています。また、今年で5回目となる滋賀のラーメンのスタンプラリーなどのイベント等、ヒット企画を生み出すことができました。
現在、発行しているフリーペーパー「おでかけmoa」は、創業時から読者さんより「今月はもうもらえないの?」という問い合わせのお電話をよく頂いていました。紙の冊子は、配り終わってしまったらそこで終わりなので、広告を出してくれているお店への反響や認知、そしてWEBの時代を考えたら、WEBサイトは絶対に必要だと思いました。なのでフリーペーパーと連動したWEBサイトの展開は、創業とほぼ同時に始めました。WEBマガジンの知識が無かったので、自分で調べてその考えが正しいのかどうか周りの意見もよく聞いて実行しました。その点においても、新人時代からの習慣が役に立ったかと思います。
“デジタルとアナログの融合”を掲げていますが、これはアイディア出しの経験が活かされています。フリーペーパーの誌面に載せられる情報量には限りがあるので、お店の紹介欄のQRコードからWebサイトへ誘導し、お店のメニューや写真、口コミ、GoogleMapと連動した地図などをチェックできるようにしています。また、今年で5回目となる滋賀のラーメンのスタンプラリーなどのイベント等、ヒット企画を生み出すことができました。
若者へのメッセージ
私ごとになりますが、今回のコロナ禍で長期目標を立てても叶わないことを痛感しました。それも踏まえ、若い方には、今は遠い先のことを考えず、まずは目の前の一つ一つに集中することを大事にしてほしいと思っています。そうしていると何かとチャンスが転がってきます。そのチャンスをものにする為に準備をしておいて下さい。
逆にものにできなくても落ち込んだり心配したりしないで下さい。私も若いときは昇進できずに落ち込んだこともありました。今では、新規事業やイベントにまずはチャレンジしてみて、失敗だったら、やめればいい。その繰り返しです。すると、だんだん自分の心の中に人生や仕事の明確な目的や目標ができてきます。私には地域貢献という自分の初心があるため、このコロナ禍を含めて本当にいろいろなことがありましたが、頑張れています。
時代の変化はとても早く、またコロナや地震のようなことが起きてうまくいかない時もあるでしょう。そのような時代にのまれることなく、むしろ時代の波に乗って、たった一度の人生を楽しめるようにしましょう。
逆にものにできなくても落ち込んだり心配したりしないで下さい。私も若いときは昇進できずに落ち込んだこともありました。今では、新規事業やイベントにまずはチャレンジしてみて、失敗だったら、やめればいい。その繰り返しです。すると、だんだん自分の心の中に人生や仕事の明確な目的や目標ができてきます。私には地域貢献という自分の初心があるため、このコロナ禍を含めて本当にいろいろなことがありましたが、頑張れています。
時代の変化はとても早く、またコロナや地震のようなことが起きてうまくいかない時もあるでしょう。そのような時代にのまれることなく、むしろ時代の波に乗って、たった一度の人生を楽しめるようにしましょう。