エーアイエージェント株式会社代表取締役CEO

松本剛徹

Takanori Matsumoto

努力は人を裏切らない

松本剛徹

略歴

シリアルアントレプレナー(連続起業家)

慶應義塾大学環境情報学部卒業後、新卒で富士通株式会社に入社し、その後に株式会社DeNAに転職してモバイルマーケティングに従事。スマホ集客やマーケティングを専門にする会社として、2011年に株式会社リアルネットを創業。2014年には化粧品通販事業を展開して、事業を拡大していき年商10億円、利益1億円にまで成長させ、20代経営者 のベストベンチャー30に選出される。
2019年10月に大手企業に会社売却。
全10事業を多角的に展開し、経営する会社の年商規模は30億円超。事業売却、事業譲渡や会社売却も経験してきた。

現在の仕事についた経緯

もともとは富士通でシステムエンジニアをしており、そこからDeNAに転職してモバイルマーケティングをやっていました。時代がちょうどガラケーからスマホに変わる転換期だということもあり、スマホマーケティングに特化した会社を創業して独立。スマホ集客の強みを活かし、化粧品/健康食品の通販事業を展開したり、他社の商品サービスをプロデュース。その経緯で、AI×美容をコンセプトにしたAI美容部員というアプリサービスを展開するに至りました。

仕事へのこだわり

仕事のこだわりとしては、スピード。早く学び早く実行するということを常に意識しています。今は時代の変化が非常に激しいので、スピードが何より大事だと思っています。特にベンチャー企業やスタートアップ系の会社にはスピードが求められると思っています。資金力や人材などが豊富な大企業に打ち勝つためには、スピードしかないです。通常は1週間かかる仕事を1日で終わらせるためには、どうすれば良いのか?を常に考えています。会社や事業を大きく成長させる上でも、どうすれば早く成長できるのかを意識しています。圧倒的なスピードは会社にとっても、個人にとっても非常に大きな武器になると考えています。

若者へのメッセージ

ライフワークバランスという言葉があります。仕事とプライベートの両立という意味で使われることが多いですが、このライフワークバランスを40年スパンで考えると良いと思っています。普通の人は1週間という短い単位で考えます。月曜日から金曜日は働き、土日は休む。そんな短い単位で考えるのではなく、22歳で就職したとしたら60歳や65歳までのスパンで考えて、20代は我武者羅に働き、50代・60代で楽をするという意識を持つと良いと思います。若い時には多少無茶してもOK。とくにかく一生懸命に仕事に打ち込むことが、後々になって必ず生きてきます。また、今は簡単に起業が出来る時代なので、若いうちに起業した方が良いと思っています。私自身も24歳で起業しました。周りからは反対もされましたし、絶対に成功しないとか言われましたが、ある程度の成功を収めることができました。起業することで人生の濃さが確実に変わります。その経験が自分自身を大きく成長させてくれます。是非若いうちにチャレンジして欲しいと思います。