一般社団法人九州オムレツ協会 代表理事

松本 歩

Ayumu Matsumoto

目の前の人を笑顔に

松本 歩

略歴

2012年4月に高卒で国家公務員の道へ。2017年7月に某外資系ホテルの料理人になり、退社後2019年6月よりオムレツの活動を開始。2020年3月に一般社団法人九州オムレツ協会設立。現在は、福岡を中心にオムレツのイベントや催事出店、メディア出演を通してオムレツの魅力を伝えている。

現在の仕事についた経緯

ホテルの料理人をしていた頃、毎朝300人のお客様を相手にモーニングの卵料理を作っていました。
360度オープンになっているキッチンで、お客様の目の前で仕上げていく卵料理の数々。
フライドエッグ、フレンチトースト、エッグベネディクト…その中でも一際お客様の目を惹きつけた料理がオムレツだったのです。
お客様の好みの具材を聞いて、熱したフライパンで具材に火を通したら一気に卵を流し込む。
いちばん得意だったオムレツは、お客様の目の前であっという間に姿かたちを変えていき、用意した白いお皿にたどり着きます。その工程が一つの物語のようだと、今振り返ってもそう思います。
オムレツで人々にワクワクや喜びを与えて、笑顔になったお客様をお見送りする。こんな原体験が、今の活動の原点です。

仕事へのこだわり

仕事に取り組むうえでこだわっていることが3つあります。
それは「オムレツの活動を通してきっかけを作ること」、「自分が生み出したサービスにお客様が触れる瞬間を意識すること」、「期待を大きく超えること」です。

その中でも「オムレツを通したきっかけ作り」に絞ってお話しをさせて頂きます。
私は一職人として、“ひたすら美味しいオムレツを追求したい人”と思われることが多いのですが、それは少し違うかもしれません。
「オムレツで朝の食卓に笑顔を届ける」ため、SNSやマスメディアを通してオムレツの魅力を伝え、1人でも多くの人におうちでオムレツ作りにチャレンジしてほしいと思っています。
ホテル時代と全く同じ料理を作っていますが、「どうすれば見ている人が興味を持って、自分もやってみたいと思うだろうか」と意識のベクトルが外に向くようになりました。
SNSでは3年で2,000投稿近くオムレツの発信をしてきましたが、たった一つの投稿で、誰かがオムレツに熱中するきっかけを生み、生活の一部分や価値観が変わっていく様子をたくさん見てきました。
その積み上げが、協会が想い描く未来に繋がると信じて活動しております。

若者へのメッセージ

若者へのメッセージ、ですか(笑)。私は何か大きなことを成した人間ではないので恐縮ではありますが、同世代の方に送りたいメッセージが一つあります。
それは、「人生は少しのきっかけで大きく変わる」ということです。
オムレツの活動を始めるまでの25年間は、人前に立つどころか1対1の対話や普通のコミュニケーションすら上手にできない、取り柄のない人間でした。また、3年前まで友達とLINEをする以外にSNSを使ったことがなく、ネット知識もほぼ0で、世の中の多くの人に認知されたこともありませんでした。
そんな自分が短期間で多くの方に注目して頂けるようになったのは「没頭できることを見つけられたから」だと思います。夢中になって活動を続けていると応援者も増えますし、元々冷ややかな目で見ていた人も見る目が変わる瞬間が必ず来ます。
誰にどう思われているか気にならないくらい夢中になれるものを見つけられた私は幸運でした。
その運を引き出すためにはアクションが必要です。私も相当行動しました。
色んな物事に挑戦しないと、「これだ」と確信を持つのは難しいです。「何をやるか」ではなく「何かをやる」ことが、はじめの一歩だと思うので、できることから全力でトライしてみてください!