MASSconnect株式会社 代表取締役

松花 蓮

Ren Matsuhana

Stay hungry, Stay foolish

松花 蓮

略歴

日本人の父とフィリピン人の母との間にフィリピンマニラにて出生。
神奈川県横浜市出身。神奈川県立厚木商業高等学校国際経済学科卒業。
実業団にてソフトボールをするため、新卒で日立系列の会社に入社。ソフトボールをしながら製造業務に2年間従事。その後、不動産業・通信事業・買取事業・webマーケティングなど幅広い仕事経験を積み、2020年に起業。
現在は経験を生かし、webマーケティングや通信事業など多方面で事業を行う。
自身が当事者であり、社会の中で不便さを感じることがあったため、LGBTQに関する事業(当事者の支援や理解を広める活動)も展開中。

現在の仕事についた経緯

ソフトボールを引退した時にあるキッカケがあり、そこから自分で何かをやりたいという考えが生まれました。
社会人を2年経験させてもらったとはいえ、ずっとスポーツ主導で生きてきたためそれ以外のことにはほとんど無知状態でした。自分の成長を求めダイレクトに仕事が評価される営業職に従事し、良い上司に恵まれ、多くのことを学び視野が広がりました。

そこから幅広い業界にトライを重ね、経営者さんとお会いする機会が増えました。ある出逢いによりweb上でできる事業への可能性を感じたこと、自分でやろうと決心したときに一緒にやりたいと言ってくれた仲間がいたこと、背中を押してくれる方がいたこと、本当にいろいろなことが重なり起業に至りました。

仕事へのこだわり

「利益×社会貢献×ワクワク」
綺麗ごとかもしれませんが、このバランスが保てないビジネスは存続することはできないと考えています。まずは自分が想像してワクワクすること。そして、せっかく何かをやるなら誰かのためになることをしたいですし、誰かのためになることなら継続していきたい。誰かのためになることを継続できれば、また違う誰かのためになることも生み出していける。そんなサイクルで動いていけるよういつも意識しています。

「今自分ができることのベストを尽くす」
スポーツから営業と、他の人と比べられることの多い環境に身をおいていたため、振り返れば常に何かと競争をしていました。監督や上司に言われることは、"今のままじゃ○○に勝てないぞ"ということが多かったです。勝ち負けではなく奮起を促す言葉だったと思いますが、良くも悪くも私は競争意識は低い方でした。他と比べるのではなく、常にその時の自分ができる最大限の努力をすることにフォーカスしていたからです。それで結果が伴わなければ、工夫や想像が足りない、努力の仕方を変えなければならない。誰かに負けたから悔しいのではなく、自分の思う結果が伴わなかったことに悔しさを覚えます。この考え方は今でも変わらずあります。

若者へのメッセージ

可能性は無限大。自分にできそう、できなそうではなく「やってみよう」「やってみたい」と思ったことは自分で制限をかけず全力でチャレンジしてみてください。いろいろな体験が糧になります。現代では自分のやりたいことがわからないという方が多いですが、逆に言えば多様性があり選択肢が多い時代とも言えます。

すべてのことが経験になると思います。将来自分が何をやっているかなんてわかりません。私自身、今の自分は想像していませんでした。

身軽に心から好きなことを見つけてください。好きな自分でいることも大事です。そして、周りにいてくれている方への感謝を忘れずに進めると良いと思います。