つきからデザインズ

松田 龍太

Ryutarow MATSUDA

トゲ抜き キバ抜かず

松田 龍太

略歴

京都のグラフィックデザイナー。 “ 想い ” や “ ココロ ” をグラフィックデザインへアウトプットすることを得意する。
そして、他には無い、会社・企業(コトづくり) / 商品・店舗・建築関連(モノづくり)/ 教育や人財育成(人づくり)へと、ブランド化することを事業目的としている。
兵庫県淡路市出身。神戸市立工業高専 電子工学科を卒業後、ロックバンド活動を行う傍ら、バックエンドエンジニアとなる。その後、クリエイティブな仕事で社会というキャンパスへ自分自身を表現したいと思い、グラフィックデザイナーへ転職を果たす。
メンズアパレルブランドの会社でグラフィックデザイン業務に従事した後、日系コンサルタント上場企業の社長室にて、C.I. / V.I.デザインや、マーケターとアライアンスを組んだブランディング業務にグラフィックデザイナーとして数多く携わる。
2017年9月15日より『つきからデザインズ』を立ち上げる。手掛けているデザインワークは、ローカルブランディングワークなど、グラフィックデザインを使ったブランディング事業内容は、多岐に渡る。

現在の仕事についた経緯

20代前半にパンク・ロックバンドをやっていて。素人ながら、自身や友人バンドのロゴマーク / フライヤー / ポスター / webサイトのデザインなどをやっているうちに、そっちの方にのめり込んでいって…ただ、工業高専卒だし、デザインや芸術(その頃はデザインとアートの違いすら分かっていなかった)の教育なんて全く受けていなかったんで、その道のプロになれるなんて全く思ってもいなかったし、想像すらできていなかった。

でも、大好きな80'sハードコア・パンクバンド / 日本のロック・バンドのレコードのジャケットに相当影響を受けたんで、それらを消化した何かの活動や仕事をやりたいって想いだけはずっとあった。

しばらく経ってバンドも解散し、ずっと雑貨屋やスープカレー屋のフリーターだったんで、そろそろ本気になれる『プロフェッショナルの仕事』をしたいなって思ってた時…昔、先輩の雑貨屋で買ったレイモン・サヴァニャックのポスター図録を眺めていて…『デザイン』ってのは、企業や会社・人の潜在的な課題を、視覚的に解決し、『見てて楽しい』をアウトプットすることだって気づいた。そして世の中に『グラフィックデザイナー』っていう職業があるってことを知って…

『この仕事、生涯かけてやってみたい!』って想った瞬間。昔から課題を整理することは得意だったし、小学校の頃、絵や俳句で賞をもらってたんで、『グラフィックデザイナー』になれる自信はあった。

それから、必至にデザインの勉強に励んだ。それ以外のコトは全て後回しにして。徹夜ばっかりだったけど、大好きだったし、本気で遊べてとても楽しかった。だから続いたんだと思う。

そして、メンズアパレルブランド会社・大手コンサルティング会社・クリエイティブエージェンシーでグラフィックデザイナーとしての勤めを経て、京都市のデザインオフィス『つきからデザインズ』を立ち上げることができた。

仕事へのこだわり

『それ、できるのは、私ですね。』ずっと心にこう想って、デザインしている。そして、私がデザインした仕事でお客さまに奇跡が起こると想っている。

お客さまの多くは、ローカルで活躍されている中小企業の方たち。私はグラフィックデザインでお客さまのブランド化をご一緒に。その積み重ねが、ローカルブランディングにつながる。まだまだ、スタート地点だけど。

大手企業さんのデザインブランディングは、グラフィックデザインの先輩たちにお任せして…『つきからデザインズ』の役割は、ローカルのお客さま(会社・お店・人)がカッコよくなって行くようなデザインワークが多い。地場産業の技術をたくさんお持ちの中小企業からカッコよくなれば、日本全体がクリエイティブに感じて楽しくなるし、『コト』『人』『モノ』の海外へのアプローチの仕方も、大分変わってくると思う。だから、『つきからデザインズ』は、ローカルブランディングが主体。

私のデザイン手法は、お客様の『潜在している課題』『日々の問題点』そして『可能性』を引っ張り出し、グラフィックデザインを使って具現化・可視化することで、小さなことからブランディングさせて頂くこと。詳しくは『つきからデザインズ』のwebサイトに記載しているけど、デザインとは “装飾” では無く、 “翻訳” なんだって確信している。

情報が溢れまくっている時代でSWOT分析だとか、4Cだとかのビジネスメソッドも大事だけど…
もうちょっと『土の匂い』がする仕事をスタイルにしている。

例えば、代表者さまや担当者さまと、街をたくさん歩き、建築物の見学や食事をし…感じたことをディスカッションし、『こうだったら楽しいですよね』ってずっとブレストしたり…これが大切。

そのようにして仕事を進めていって、最終的にコンセプト決めて、ロゴマークなどの “ 目に見える ” デザインツールへと具現化して行く。

とても時間がかかるし、効率が悪いようだけど…普遍的な価値を創り出し、デザインして行くことって、こういうことだって思う。そうすることで、お客さまの『コト』『人』『モノ』の魅せ方を大切にできるし、アイデンティティーを引き出すことができるって経験がある。そして “ とても楽しい ” 。

quantity(数量) よりも quality(質や価値)。定量よりも定性。そして “ 想い ” や “ ココロ ” をグラフィックデザインへとアウトプット。それがアイデンティティーと “ 価値の普遍性 ” を紡ぎ出す。

“ 本当に大切なコトは、目には見えないもの ” 。まずは目に見えることから、デザイン。

そんな、モノづくり / 人づくり / コトづくり …街づくりに、今後も携わって行きたい!

こんな楽しい仕事があるなんて!まだ人生半周だけど、この仕事に就いてて良かった!って、自身持って言える。

若者へのメッセージ

デザインをひと言でいうと - 恋人 - 。ブランディングをひと言でいうと - 愛の結晶 - 。

納品した後は、お客さんに手紙書く。好きな人や大切な人へのラブレターだよね。好きな女の子を口説く時も、洒落を効かして会話を楽しくしたり、手紙書いたりして頑張るよね。それと同じように、『好きなコト』をやり続けると、『楽しいコト』に変わっていき、いずれは『自分のしたい仕事』に繋がって行くって想ってる。『好きなコト』をやりつづけよう!

次に、日々がゆくだけの毎日もいいけど、何かで、日常を少しスペシャルにした方が楽しい。例えば、私はプライベートでは、何かのお祝いで、友だちや大切な人にグラフィックデザインポスター創ってあげたり…手づくりのお祝いはスペシャルだし、相手は喜んでくれるし、そっちの方が『楽しい』。『してあげたいと想ったら』してあげよう!

自分のインスピレーションを大切に。 — 星の定め・月の満ち欠け・川の流れに身を任せ、感性に従い “ 想ったら行動 ”。

あと、“ Never give up ” よりも “ Keep going ” 。日々の困難や不可抗力で疲れてしまってても、無理して『諦めねぇ』とか思わなくっていい。おそらくあなたは、諦めていない。すでに、それを続けているはずだから。あなたを信じてそのまま、続けよう!誰かが見ていてくれている。

そして…covid-19で『何が普遍的な幸せか?』って模索している人が急激に増えているように感じる。私を含め。大量生産時代はもうとっくに終焉を迎えてるんじゃないかな…『何のために働いているのか?』『誰のために働いているのか?』『明日生きれている保証はあるのか?』『今、自分は幸せか?楽しいか?』その中で、自分らしく、その会社さんらしく…幸せな価値を見つけるべく、守るべきもののために、日々を歩いて行くことが大切だって想う。

そのためには、孤独にならないように。常に友だちの居るコミュニティーの中へ身を置くこと。心身共に孤独になると、前が見え無くなり、悪魔が取りついたように自分自身を見失ってしまって、悲しい想いをするばかり。

でも、友だちがそばにいれば、自分らしく生きれて、どんな困難も乗り越えられる。実際、私は少しの間、古巣の友だちと離れていたけど、暮らしと生業を彼らが居る場所へ移すことで、自分らしさをどんどんと取り戻していっている。

例えば、子どもたちも含め、みんなと田畑を耕したり、近所にキャンプ行ったりと…暮らしをクリエイトすることもできるし、それが良い仕事に繋って行くって想っている。プライベートと暮らしのリズムはとても大事。友だちを大切に。想いやりと気遣い、感謝とリスペクトを!

最後に。 - トゲ抜き キバ抜かず -

年齢と共に人当たりが良くなって行くのが、良い歳のとり方のひとつだって思うんだけど…『今に見ていろ!』っていう、向上心や反骨精神を、常に持っている。想像できる夢は、だいたい叶う!いつも心にアツい気持ちを!