ふるさと管理綜合株式会社代表取締役CEO

馬田 直明

Naohiro Mada

生きてるだけで儲けもん 辿り来ていまだ山麓

馬田 直明

略歴

ソフトハウスにてプログラマーとして大手航空会社や大手証券会社にて大型汎用機の開発に携わった後、PC販売メーカーに勤務し大手流通メーカーのマーケティングシステムの設計開発を担当。
その後、金融営業の世界に飛び込み、大手商品先物取引会社、大手生命保険会社で活躍した後、証券会社が登録制でスタートできることになったことを皮切りに、日本初となるデリバティブ専門証券会社の立ち上げに参画、その後、FX専門会社マネースクウェア・ジャパンの立ち上げに参画し10年で東証一部への上場を果たす。

会社をホールディングス化した後、第二種金融取引業である子会社、M2・インベストメント・アドバイザリー㈱に転籍しファンドの組成等に携わったのち退社。
現在は地元福岡の地域活性化に貢献したいという思いから『ふるさと管理綜合株式会社』を創業しCEOを就任。

現在の仕事についた経緯

マネースクウェア・ジャパン㈱というFX専業会社の立ち上げに加わり、創業から僅か10年で東証一部上場企業まで成長させることができ、充実した仕事に出会え、東京での生活に楽しさもありましたが、地元に帰省すると感じることがあった。
それは、地方には素晴らしい資源が沢山あるのに、後継者不足で、それを守り続けることができないと思い悩んでいること。逆に、東京にいる地方出身者は故郷に居る両親のことを心配しているが、今の生活を維持することを考えると、地方に戻ることはできないという人が多いこと。
 
これらの課題を解決するためには、自分が、故郷を離れて生活をしている人達の代わりに故郷を管理して行く必要があると考えた。地方の資源を最大限に活用し、年齢、性別、国籍、ハンディーキャップに関係なく、働く意欲のある人なら誰でも受け入れてくれる居場所をつくろう!
と決めたことが、私が今の仕事をしている原点です。

仕事へのこだわり

私は常に『何のため』という言葉を自分に問いかけます。これは、仕事だけでなく、日常生活においても同じです。この『何のため』が自分に向いているのか、外に向いているのかで得ることのできる成果が変わってきます。
そのため、私欲は最低限に抑え、できるだけ外向きにエネルギーを使うようにしています。そうすることで、協力者も現れ、お客様がお客様を呼び事業が拡大していきます。
だから、新しい仕事にチャレンジする時は、この仕事は『何のために』行うのか、その結果、何人の人を幸せにすることができるのかを問いかけて仕事をしています。

若者へのメッセージ

これからの日本社会は、少子高齢化の影響を受けて、今後、国内の人口が減少していき、2065年には人口が8000万人まで減少し、労働生産者と非労働者の割合が同じになるとの予想がでています。多くの人がこの数字を見て、将来に不安を持たれています。
しかし、私は逆にチャンスがいっぱいで将来にワクワク感がでてきます。なぜなら、日本の地方にはまだ世に出ていない資源が沢山あります。これを、やる気があれば、国内だけでなく海外に売って出ることができるのです。
私は、国内で売れない商品が海外で数倍にもなって売れていく姿を何度も見ました、これからの時代、市場は国内規模だけでなく、世界規模で考えていくべきです。
すると、チャンスは無限に広がります。

人類はこれまで、地域の争いから、国と国との争いを続けてきました。そろそろ、この争いも辞めて、地球上の全生命体が一つになって、共存共栄していく時代が来ることを願っています。
いつの時代も、時代をつくるのは若者です。
未来に夢を描き、ワクワクする時代をつくってください。