株式会社ワイズ音楽出版代表取締役

町屋雄三

Yuzo Machiya

努力は報われる

町屋雄三

略歴

大学卒業後、先輩に誘われフォークユニットを結成。デビューをしたものの1年で解散。
その後プロギタリストの見習いを経験しプロミュージシャンのノウハウを学び、作編曲家/ギタリストとしてプロ活動を開始。
後に音楽制作系の個人事業をスタートさせ、5年後株式会社ワイズ音楽出版を設立。

現在の仕事についた経緯

音楽畑で培った人脈を活かし、音楽制作の傍ら、創作物の販路開拓に興味が湧いたところから会社をはじめました。

仕事へのこだわり

『Y's music TVの想起の思い』を書かせて頂きます。
人間は「本物」を求め、探している・・・
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受け、音楽の表現にもさまざまな方法が生まれました。
その中でも、本格的に動き始めた無観客ライヴ。 クオリティを求め、映像業者を外注したのでは採算が合わない。
自分たちで機材を集め、勉強して「やるしかない」という状況の中で始動していることと思います。
「いずれは元に戻るだろう」とリアルライヴへの期待を膨らませながらも、制限のある中で、本来の思惑とは違う思いを抱きながらやっているライヴハウス、公演関係者は多いと思います。
コロナ禍が押し寄せる前から、インターネットでの音楽生番組は興味を持って考えていました。 だから準備に取り掛かるのも、配信を始めるのも早かったです。
2 年前、今のスタジオを始める段階で、「THE レコーディングスタジオ」という雰囲気は自分の中では NGでした。いわば「“見せる=魅せる”レコーディングスタジオ」を目指していました。
日本の音楽産業はずっとレコード・CD 産業で、2000 年以降 CD は売れなくなりました。
デジタル配信が進み(便利だからね)、CD=モノが売れなくなった分、売上は低迷。音楽のデジタル化は、販売も制作も 20年前には確立されていました。 このデジタル化がもたらした影響は計り知れない。
第一は技術的な進歩。 でも裏を返せば、制作面で簡単に「嘘」を付けるようになった。「偽り」の世界が作れるようになった。
音程修正・タイミング補正などはその代表格です。
作品の質を高める手段として使うのは良いが、明らかにダメなものに手を加えることには疑問を覚える。 こういう嘘をつき続けていると、人間の摂理としてそこに価値を見出さず、自然とそれを必要としなくなる(聴かなくなる)のだ。
本質というものを失ったものは淘汰されていき、今度はリアルが求められ、残っていく。 それが LIVE だ。
LIVE 産業は右肩上がり(統計あり)。
これは視聴者が「本物=リアル」を欲していることを如実にあらわしていることだと思う。現在、生放送の音楽テレビ番組は、生演奏・生伴奏をやらなくなったように思います。
(全部ではありませんが・・・。仕方ない部分も当然あります。)
ザ・ベストテンとか夜のヒットスタジオとか、 『昔はよく生伴奏でやっていたな〜』と記憶しています。
歌手・演奏者は生でやるのが本筋で、その技術を魅せて対価を得るのがプロ。 そこには「絶対に譲れないもの=本質」があると信じています。
録音物とは歌詞・曲・演奏・歌を記録したものに過ぎず、 そこに「嘘」「偽り」が混ざると本質が薄れていく・・・。 その結果、聴かれなくなる。自然の流れですね・・・。
近年、YouTube(SNS など)が急成⻑しているのも、その本質を見せられる唯一の手段だからと私は思います。
したがって、テレビ離れが起きているのも自然の成り行きか・・・。
私が本質=本物を届けるべく、温めていたのが「Yʼs music TV」である現代はインターネットを通じた表現が進化・加速しています。
「新しい発信の場」として、レコーディングスタジオを活用した高品質な音楽、 マルチカメラアングル(7 台)で躍動感のある映像をお届けするインターネット音楽生番組をやりたい!と思っていました。 インターネットを通じて、世界中の人に LIVE を伝えたい。
見応え=本物でなければ、好きな人以外は見なくなる・・・。 飽きさせない音楽番組を・・・今こそ、今だからできることだ!
私はその土壌を作るため、創意工夫していきたいと思います。
そして、アーティスト・ミュージシャンが「この番組に出たい!」と思える憧れの存在に醸成していき たいと思っております。
ここまで読んでいただき、有難うございます。 表現方法がつたなく未熟ですがご容赦ください。
こんな思いで 2020 年 6 月からスタートした、Yʼs music TV。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
チャンネル登録もお願いいたします!!

若者へのメッセージ

自分に嘘をつかず、諦めないでやりたいことをやって下さい。