ライフシフト合同会社代表

町田健登

Kento Machida

その言動は、「愛・冒険・感動」に満ちているか?

町田健登

略歴

ライフシフト合同会社 代表 1988 年生まれ、栃木県出身。筑波大学卒業後、外資系企業の営業職を経て人材派遣会社のフィリピン駐在員として渡比。 職場で上司からの激しいパワハラを受けたことに限界を感じ、社畜生活から抜け出すために投資の勉強を開始。
1600万円の投資詐欺被害に遭うなどの失敗を繰り返しながらも着実に資産を増やし、2017年に投資家として経済的に独立を果たす。
31歳で無借金、純資産1億円を達成。
フィリピンに本社をもつ日系大手金融メーカーの執行役員に就任。
不動産部門の代表や、まにら新聞の責任者も兼任。
その後、フィリピン在住歴(7年目)、金融メーカーで培ったノウハウ・人脈を活かして、2020年ライフシフト合同会社を創業、独立。
著書に「副業時代に手堅く儲ける フィリピン投資入門」(幻冬舎出版)がある。
2018年にアイアンマンレース完走。2020年にはアフリカ最高峰キリマンジャロ登頂、東海道五十三次492キロを徒歩で完走など、冒険家としても活躍している。
ファイナンシャルプランナー2級、TOEIC915点。

現在の仕事についた経緯

2020年3月、私が海外出張していた際に、マニラの国境が封鎖されました。
新型コロナウィルスの影響です。
妻と娘たちに会えない日々が続き、「誰のために何のために仕事をするのか?」非常に考えさせられるキッカケとなりました。

経営とは、利潤の追求ではなく、縁ある人を幸せにすることであるという初心に立ち返ったとき、私は日本に住む共働きのご夫婦のお金の支援をしたいと強く思いました。

私自身が社会人2年目で貯蓄がない時に子供を授かり、お金の苦労をしてきたからです。
だからこそ、立派なビルの社長室にふんぞり返るのではなく、現場に立ち返ってお客様のために汗をかこうと、ゼロから起業しました。

仕事へのこだわり

日本では、汗水たらして働くことが清く正しいという風潮がございますが、お金の専門家の立場で考えると、お金を増やしたいのであれば、「努力よりも正しい選択」が最も大切だと思っています。

投資教育が世界と比較しても遅れている日本では、「投資=危ない」というイメージが先行しており、投資は騙される等「投資=リスク」ばかりを注視している方が多いと感じます。

しかし、投資をしないという選択は、最も大切な資産である「時間」を失っているという認識が不足している方が多いと個人的には思います。

お金は失っても、取り戻すことができますが、失った時間は戻ってきません。投資期間が長ければ長いほど、株式投資を筆頭にリスクを最小化し、リターンを大きくできるのに、失敗をしたら終わりだという国民性が冷静な判断を阻害してしまっているように思います。

世界は非常に広いです。
日本ではバブル崩壊以降、一度も株価が最高値を更新しておらず、物価も上がりませんが、これは世界の非常識です。
私の住むフィリピンでは、この10年間でもフィリピン総合指数(フィリピン株の日経平均のようなもの)は4.2倍になっていますし、不動産価格も2倍と、資金を置いておくだけでどんどん価格が上がります。
「安く仕入れて高く売る」が株でも不動産でも投資の原理原則ですが、日本の50年前、経済レベルが1970年代のフィリピンでは、物価が安く、経済も右肩上がりなので、非常に簡単に資産を増やす登りエスカレーターに乗ることができます。

飛行機でたった4時間、海を渡っただけで、
・財閥株含め、時価総額TOP10社の株を10万円で取得できる
・配当率8%の高配当財閥株も1万円で購入できる
・10年間寝かせただけで、勉強しないでも4.2倍に株価なった

こんな事実があるのに、ただ日本に生まれたから、という理由で、狭い視野で投資を嫌う方が多いです。
勝てるマーケットで戦う。原理原則に従うことがとても大切だと思います。

若者へのメッセージ

ぜひ、世界に視野を広げてみてください。
フィリピンに限らず、世界には宝の山がたくさん眠っています。

私もフィリピンにたどり着いたのは、最初たまたまです。
社会人2年目で貯金なくして父になった当時、私にとってお金を増やす方程式は、「たくさん稼いで、たくさん節約する」しかありませんでした。
どうしたらお金がたくさんもらえて、節約できるか必死に考えた時、「海外で駐在員として高給をもらい、物価の安い国に住むこと」が、私がたどり着いた答えです。

物理的にもお金が増えたのはもちろんですが、もっとも気づいたことは「ライバルが少ない」という事実です。

日本人はとても勤勉で優秀です。
日本の中でナンバー1になるのは、努力だけでなく、とても運が必要です。
しかし、海外に行くと、当たり前のことが当たり前にできる人が少ないです。

私が8年前フィリピンに移り住んだ時、フィリピンのルーズさに引きずられ、
・メールを1日以内に返事する
・約束の時間に必ず現れる
等々日本だと当たり前だといわれることを、できるビジネスマンは少なかったです。

ただ誠実であること。それすら海外では武器になります。
ライバルが少ないからです。
国を変えるだけで、皆さん、スーパーサイヤ人になれるのです。
勝つべくして勝つ。ぜひ、世界へ羽ばたいてみてください。