株式会社三通 代表取締役

邱 利励

Kyu Riri

努力、反省、謙虚、感謝、利他、悩まない

邱 利励

略歴

1996年、東洋大学に入学。
1998年、大学に通いながら電気通信会社のアルバイトを経験。アルバイトながら最大月5,000万円稼ぐほどの会社一の稼ぎ頭に。さらにその会社にて会社経営について学び、現在の「株式会社三通」の前身となる「有限会社三通商事」を設立した。

現在の仕事についた経緯

1996年に東洋大学に入学し、1998年に大学に通いながら電気通信会社のアルバイトをしておりました。ここで業界についての経験・知識を学びつつ、アルバイトながら最大月5,000万円ほど稼ぐような会社一の稼ぎ頭となりました。また、小さな会社だったので社長と自分の2人で会社の業務をほぼ全てを行っており、会社の運営についても多くの学びを得ました。

アルバイトでの経験から日本における電気通信事業について「規制が整っており誰もが平等な制度がある」と感じ、業界自体の成長性や仕事への自信もあったため「独立できる」「自分にもやれる」という思いから会社を立ち上げました。

仕事へのこだわり

仕事への深度こそが力量という気持ちで取り組んでいます。

まず、仕事の力量とは、その人が自信を持って取り組むことができ、責任を持てる範囲だと私は考えています。自信のない仕事に、責任を持つことは難しいですよね。ですから、前提として仕事の力量を私はそう定義しています。

では次に、仕事への自信や責任を持てる範囲を広げるためにはどうしたらいいでしょうか?そのためには、仕事への「深度」が必要です。

日本語で「深度」というと深さの程度を表す言葉ですが、中国語では少し異なり「理解の深さ」「本質に迫る」という意味で使われます。つまり、自分の仕事をより深くすることで、仕事の力量は大きくなっていくのです。

例えば、私は電気通信のことであれば、業界のことから技術的(エンジニアには劣るが)なことまでしっかり理解できていると感じています。ですから、メリットもデメリットもふまえた上で、事業の方向性などを自信、責任をもって選択することができるのです。

さらに、仕事への深度を深めることで、逆に「自分の知らない事」を謙虚に受け入れることができるようになります。ですから、一流のプロスポーツ選手の立ち振る舞いや発言に、ある種の気品を感じるのは、一つのことを突き詰めたことにより、揺るぎない自信と、その謙虚さにあるように私は思えてなりません。

若者へのメッセージ

まずは何事にも素直、謙虚であることが大切だと思います。

深度の話をしましたが、人の話を深く理解するように努めるのは大切なことだと思います。上司や先輩などのアドバイスやお説教を小うるさく感じることもあるでしょう。また、受け取った言葉をそのまま飲み込めないこともあるでしょう。

しかし、一度は「なるほど」と言ってみる。どのような背景があって、なぜ自分にそれを伝えようとしているのか?と、一度受け止めて考える習慣は、今後力になるでしょう。

また、それでも理解できないようであれば質問をしてください。質問をする方は恥ずかしいかもしれませんが、聞かれる方は意外と嬉しいものです。