一般社団法人NADESHIKO 代表

工藤裕実

Hiromi Kudo

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

工藤裕実

略歴

18歳の頃に上京し、大手飲食店勤務。20歳で最年少店長。本社勤務で教育・営業企画・店舗のベースアップに携わる。
適応障害になったのを機に整体師に転職。うつ病も経験し、一人でも多くの人を救うため2019年に心と体を整える整体師として独立。
同時にワンコインで交流のできるカフェ会の主催をはじめ、1年半で1200回開催。コーチング資格習得後、800回以上のセッションを経て現在はコミュニケーションと基盤を整える内容を取り入れたコーチングトレーナーとして企業への社員研修やパーソナルコーチングで活躍中。
著書『ナデシコ塾』

現在の仕事についた経緯

完璧主義で、常に自分に自信がなく、成長し続けていなくては自分に価値がないと思いこんでいた20代。人の目ばかり気にして、人の意見に流されて生きてきた人生の中で3度の精神疾患にもかかり、本当の自分は何なのかを常に追い求めてきました。
コーチングと出会い、自分自身のありのままでいていいと受け入れられたことで人生が大きく変わったことから、一人でも多くの人がありのままの自分を受け入れて自らの輝きに気づくきっかけを作りたいと思い、コーチングトレーナーとして活動し始めました。

仕事へのこだわり

仕事をしていただくお金は感謝を形にしたものです。
どんな仕事をしたいか?という考えよりもどんなふうに相手に貢献したいか?という視点で常に人に貢献をし続けていく。ペイフォアードの考え方が凄く好きです。

大切にしていることはどんなことにも感謝の気持ちを持ちながら『楽しむ』という姿勢を持つことです。飲食店時代は、7年で12回引越し、20時間以上の勤務などがあり、周りからはブラック企業と言われ続けていましたが、私は天職だと思いながら働いていました。
同じ仕事でも自分の仕事を天職だと思って働くのと嫌いだと思いながら働くのでは得られるものが全く違います。
私はどんな仕事でも必要な能力は『楽しみを作れる能力』だと思っています。そうすることで自然と笑顔になり、人もついてきます。

私の座右の銘でもある『桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す』の言葉通り、すぐには認められなかったとしても、いいものには必ず人が集まってきます。
そんな人格者となれるよう常に自己研鑽を欠かさないこと。

「やらなきゃ」から「やりたい」に変えて、辛いこと困難なことがあった時こそ、成長のチャンス!大きく変わってるから大変なんだと思いながら人の3倍行動するのをモットーにしています。

若者へのメッセージ

自分の人生を本にした時、沢山の挫折や悩みながら前に進んだことは全て本の厚みになります。それが人の厚みにも繋がってると私は思います。
失敗を恐れてペラッペラの本にするよりも、沢山の経験を積み重ねて読み応えのある本になるような行動を取ることがより楽しい人生になります。
人生の主人公は自分しかいないんです。それなのに物語を作るための通行人Aに気を取られてる時間がもったいない。
誰が信じなくてもいい、自分くらいは自分を本気で信じてただひたすら行動あるのみです!