株式会社Dooox 代表取締役

久保寺 亮介

Ryosuke Kubodera

過去の常識・先入観に囚われない

久保寺 亮介

略歴

岐阜高専電子制御工学科を経て、東京大学工学部社会基盤学科を卒業。大学時代は、運動会ラグビー部にて活動。
大手広告代理店にて、BtoC企業向けのセールスプロモーション施策の企画、運営に携わる。その後、外資系生命保険会社にて、事業承継、相続を中心としたオーナー企業向けの業務に従事。入社当初から、新人としての史上最高業績を記録するなど、数多くの企業オーナーにソリューションを提供する機会を持った。
多くのオーナー経営者との関わりの中で、中堅・中小企業にこそ、ワンストップで「緊急ではないけれど重要なこと」を受け⽌め、伴走支援する社⻑室の役割が必要だと感じ、2021年6⽉より特命社⻑室事業を中心とした株式会社Doooxを設立。代表取締役を務める。

現在の仕事についた経緯

まず「行動」してみないことには、何事も実現できる可能性は0だと思います。
それを私自身は、自らの人生を通して、身を持って学びました。
進学、転職、起業など、様々なフェーズで、“やってみないことには始まらないこと”を実感してきました。

今の時代、情報は簡単に手に入り、いつしか誰かの言っている正解がまるで自分にとっての正解かのように捉えて、困難な道を選ぶ人が少なくなったように思います。

本当は、その「誰かの常識」の先に、本質があると信じています。
「まずやってみる」という人を世界に輩出し、新しい文化を作ることを志して、Doooxを起業しました。

仕事へのこだわり

「行動」「コミットメント」「スピード」「期限」「先回りする」の5つがこだわりです。
仕事に限らず、私自身の人生は常に「まずやってみよう」の連続でした。
例えば、私の親は中卒ですし、周りも進学する人が多くはない地域でしたが、様々な縁に導かれて東京大学に進学することとなりました。
ですから、なんでも見たり聞いたりしただけでは、物事の本質に迫ることはできないので「まずやってみる(行動)」ということを大事にしています。
しかし、ただなんとなくやってみただけでは意味がないと思っています。やるからには「コミットメント」をし、全力でやってみることが必要だと思います。
また、この話に関連して「スピード」と「期限」は何をやるにも最重要なのではないでしょうか。
期限のない物事は仕事ではない、と思いますし、期限がなければ実現することはないと思います。スピードも同様に、本当に物事を成し得ようと思ったならば、必要な失敗を早く経験しながら素早く改善を繰り返すために必要だと考えます。
最後に「先回りする」ことが大切だと考えます。先回りとは、想像力、段取り力、気遣いなど、仕事を円滑に力強く前に進めるための要素が詰まっていると考えています。

そして最後に、何よりも「仕事は相手や社会の役立つことを、本質的に追求すること」だと信じます。

若者へのメッセージ

仕事の本質とは「他人や社会の役に立つことをして、その対価を得る」ことだと考えます。
「誰かが言っている正解」「今の常識と言われていること」に囚われずに、本質を自分で見極めながら、常に本質を追求し続けて行動し続ける姿勢さえあれば、どんな難しい物事も必ず協力してくれる人、応援してくれる人が現れ、大きく物事が動いていきます。
私個人的には、キレイ事を本気で追求し続ける人間でありたいし、そういう仲間と一緒に世の中をもっと素晴らしい場所にしていきたいと思っています。
これからの時代を作るのは、10代、20代だと思いますので、「本当にやりたいこと・やるべきこと」を誰に何を言われようと追求してみてほしいと思います。
一緒に「まずやってみよう」という社会を創りましょう!