株式会社MIRAID代表取締役

小山 大湖

Daigo Koyama

出逢いに感謝

小山 大湖

略歴

滋賀県出身。20歳の時、大学を1年間休学してカナダに留学。アメリカの世界的企業の本社を訪ね歩いたり若手起業家と交流したりしたほか、服飾関係の企業でインターンシップを経験した。帰国後はマッチング事業やプロデュース事業を展開。Webを活用した企業のコンサルティングなども行うようになる。2019年に株式会社MIRAIDを設立。起業支援やベンチャーキャピタルとしての活動も行っている。

現在の仕事についた経緯

私は滋賀県出身で、”琵琶湖のように大きく育ってほしい”という意味から「大湖」と名付けられました。幼少期はその名前のような生き方ができていたか?と問われると全くで、周りの空気を読んで、流されて生きてきました。
20歳の時に北米へ留学に行ったのが人生の転機でした。素直に思ったことを表現する多くの外国人と交流し、自分自身も「小山大湖の生き方」を貫いてみようと感じたことがきっかけです。好奇心旺盛な性格もあって、自分の”面白い”という感性で多くの事に挑戦しました。もちろん失敗も多く経験しましたが、その度に多くの方からチャンスを頂き、今の会社を設立するに至りました。
出逢いには恵まれていて、人生のターニングポイントになるような所には必ず”人”がいました。そしてたくさんの方にご助力頂いて、今があります。本当に出逢いに感謝です。

仕事へのこだわり

芸術のように複雑でわかるようなわからないような、でもそのパレットに吸い込まれていく感覚、しんどいけど楽しい、深みと面白さがビジネスにはありました。色々な感情が表裏一体な世界です。
哲学のような道です。
僕が好奇心が人よりも強い人間なので、そこを突き詰めたくなりました。そして、ここまで僕がやってきて思ったのが「人は自分の生き方・在り方を追求することができれば幸せじゃないのか?」と。世界のほとんどは資本主義、ビジネスというもので営まれていて、人の人生はそのほとんどがビジネス活動に費やします。仕事はあくまで、自分がどう生きるのか、の選択ツールです。そのもっと大きな大義的なところを追求していけば、社会はもっと良くなるんじゃないか?と考えました。
ミライドは「Work Uniquely, Live
Uniquely」というコンセプトのように、個と個のシナジーによって会社を前進させてきました。”強い個人を生み出して、社会に貢献し、インパクトを与えられる会社を創っていくこと”が、私の大きなミッションの1つです。
社会がワクワクできるような仕事を創っていきたい。そのための挑戦や失敗は大歓迎です。
私個人としては、マザーレイクとも呼ばれる大きな琵琶湖の名前を頂きました。琵琶湖は世界的にも豊かな生態系を育み、周りに住む人に豊富な水を供給し、文化や景観を形成する様々な価値を持っています。そのように会社が土壌となり、あらゆる人財を育てるプラットフォームになれるような経営を心がけていきたいですね。

若者へのメッセージ

興味のあることは、ちょっと死ぬ気でやってみる。
周りにこれぐらいやっている人がいないからこそ、大抵はこれで突き抜けることはできるでしょう。失敗を恐れて、何にも挑戦もせずに「私はこれぐらいだから…」と自分の可能性に蓋をしている若者が多いと感じます。私が変わることができたのも、たくさんの挑戦とたくさんの失敗があったからです。「退屈」と「楽」はセット。「しんどい」と「楽しい」もセット。結局、必死に命を燃やすから人は輝くんだと思います。
そして、若者が変われば、社会が変わると私は信じています。同じ日本で、同じ若い奴がちょっと死ぬ気でやってるって励みになるなら、この上なく嬉しいです。
どうせたった1回の人生なんだから、必死に楽しんで、必死に生きて、命散らした方がかっこいい。他の誰でもないあなたの人生。自分に正直に生きてみると良いと思います。