こうご動物病院院長

向後亜希

Aki Kougo

BELIEVE&ACT 〜未来を信じて行動を~

向後亜希

略歴

聖心女子大学心理学科卒業後、獣医師を目指し酪農学園大学獣医学科編入学、卒業。
埼玉県や東京都内の動物病院勤務を経て、2007年東京、多摩市の「わんにゃんワールドどうぶつ病院」院長に就任。2009年同動物病院の閉鎖に伴い、多摩市に「こうご動物病院」を開業、現在に至る。
西洋医学をベースに鍼灸治療や自然療法などを取り入れた統合医療を行っており、多摩市内はもとより遠方からも患者が集まる。
著書に「かけがえのない家族を守る動物病院との最高の付き合い方」(ダイヤモンド社)

現在の仕事についた経緯

獣医師免許取得後、動物病院で5年ほど勤務している中で、西洋医学の限界を感じていたこともあり、西洋医学以外の医療をしている動物病院を探しておりました。
ご縁があり、ペットショップやトリミングサロンなどが併設されている大型施設付属の動物病院と出会い、勤務医として入社したのですが、院長先生が退職してしまい、半年後には院長を勤めさせて頂くことになりました。
しかし、その1年半後、経営難のため施設が閉鎖し、動物病院も閉鎖することが決まりました。
突然の閉鎖、解雇の通告に戸惑いましたが、今まで見ていた動物達を引き続き、責任を持って診ていくのが獣医師としての自分の使命と思い立ち、2009年に「こうご動物病院」を開業致しました。

仕事へのこだわり

獣医師として、治療をするのは犬や猫ですが、当然の事ながら、犬や猫はどこが痛いのかや、具合が悪いとは伝えることができません。
診断をするためには犬や猫に触れて聴診や触診、検査をすることも大切ですが、飼い主さんからしっかりお話しを聞いていくことも大切ですので、飼い主さんがお話ししやすいような環境づくりに気を付けています。
治療に対しては、様々な選択肢の中から、そのコそのコに合わせた、そして飼い主さんにとっても最善の選択ができるように、しっかり相談をして選んでいけるようにしています。
また人よりも小さな身体の犬や猫になるべく優しい治療を提供したいという想いから、西洋医学以外の東洋医学や自然療法などの治療も積極的に取り入れて行っています。

また犬や猫が幸せに暮らすためには、まず飼い主さんが幸せであることが大前提だと私は思っています。
大切な犬や猫が病気になると不安になる飼い主さんも多くいるので、そういった方たちのメンタルケアもできるように、当院では専門のカウンセラーさんにきていただき、飼い主さんのメンタルカウンセリングにも注力をしております。
犬や猫の方が当然のことながら寿命は短いので、お別れを迎える時が来ますが、この病院に来てよかったと飼い主さんに言っていただけるような治療や対応を心掛けています。

若者へのメッセージ

人生は1度きりです。そして人生の主役は自分。自分がやりたいことをどんどんやっていったらいいと思います。
私は望んだことは叶うと信じています。数年前に自分のやりたいこと、夢を100個書き出すワークをしました。気づくと多くの夢が叶っていました。
でもず~~っと叶わない夢もありました。それは理想のパートナーと結婚することでした(笑)。気づくとアラフォーだし、こればかりは無理かもと思っていました。しかし、その夢も3年前に叶いました!驚くことに、自分の理想像ピッタリの人と巡り会って。
自分のやりたいこと、夢を思い描き、そして行動する。BELIEVE&ACT。人生は無限大の可能性があります。
未来を夢見て、自分のやりたいことをどんどんやっていって欲しいと思います。