株式会社SpicyCompany 代表取締役CEO

小宮 久

Hisashi Komiya

人生自分が主人公

小宮 久

略歴

10代で渡イスラエル、ダイヤモンド市場にて修行(原石買付、研磨、販売、管理)。
ベルギーアントワープ、ニューヨークを経て帰国。
株式会社SpicyCompanyを設立。現在はシリアルアントレプランナー、投資家として活躍。
アフリカ経済学者として、コンゴ民主共和国名誉領事など多数を歴任。

現在の仕事についた経緯

家族が貴金属を営んでいた関係からイスラエルに渡り、およそ10年間住みました。その間ダイヤモンドビジネス全てを習得しました。また、イスラエルのユダヤ人社会は、ビジネス全体に必要な経験と学びを与えてくれました。ユダヤ社会での政治経済人脈は、かけがえのないコネクションとなりそこから日本での政治経済人脈にも広がりました。
ダイヤモンドビジネスはその後衰退しましたが、イスラエル国政によるITベンチャー育成の経済発展に上手く乗る事が出来ました。これらを種としてシリアルアントレプランナー・投資家になりました。

仕事へのこだわり

私のこだわりは、人生は自分が主人公である事と人間には限界があるということです。
私は仕事をしている時にやりたい事は、常にチャレンジしてきました。
自分の人生でチャレンジ・挑戦しないなんてもったいないし、主人公なのだから必ずトライ・挑戦するべきと考え、好きなように行なってきました。
イスラエルでのダイヤモンドビジネス習得、ITベンチャー企業投資、暗号資産研究、アフリカ コンゴ民主共和国でのダイヤモンド鉱山取得・開発など、沢山の人々の協力の元、やりたいように好きなようにやってきました。
勿論、成功も失敗も様々あります。
地球上の世界中を飛び回り、チャレンジと挑戦を繰り返していると、人間がズボンを二枚履けない様に、全ての仕事において限界がある事を思い知りました。
特に、旧ザイール コンゴ民主共和国では、内戦、戦争虐殺、略奪などの人間社会の地獄を目の当たりにしました。現地法人の皆で、人間として出来る事全てをコンゴ民主共和国の民の為に行いましたが、残念ながらなかなか結果に結びつく事なく全てに敗北しました。人間には限界があるのだと言う事を思い知りました。
また人間は、限界があるから楽しくて、主人公であるからまた繰り返しチャレンジと挑戦があるのだと思いました。この無限ループを最高の楽しみとして仕事を営んでいく事。これが幸せで間接的に社会貢献が出来るのだと疑っておりません。

若者へのメッセージ

若者には、何かのめりこむ物を見つけて海外に出て行って欲しい。外から日本を見て、帰国して我々にカツを入れて欲しい。

皆さまが持っている一番の財産は、時間です。若いときは、知識も能力も経験も未熟かと思います。しかしながら年上の人より沢山あるもの持っているもの、それがまぎれもない「時間」です。その一番の財産である時間を、豊富に持っている時に海外に出て今の本物に触れて欲しいと思います。インターネットや携帯の画面じゃなく、本物に触れないと本当の感動は得られないし、本物か偽物かも理解出来ないはずです。
経験上でありますが、本物に触れた経験は、本当の心の豊かさを持ち続けさせてくれます。私は若者たちに物質的な豊かさだけを求めてほしくないです。
画面上だけで百獣の王ライオンのにおいが、わかるだろうか?大きさが、わかるだろうか?意外とかわいいのが、わかるだろうか?
ライオンは例えで、全てのもの・全ての経験に、実際に触れて欲しいです。それは時間という財産から経験という最高のものへの両替なのだから。
動いて経験して最高の相場で両替して来てください。経験を重ねて大人になると、つまらなくなる方々もいると思うのですが、大人はとても楽しいです。
人生は自分が、主人公。素敵にかっこよく過ごしていく事が重要です。