株式会社センスアンドセオリー 代表取締役

小松美貴

Miki Komatsu

自分らしく

小松美貴

略歴

福岡県出身。一般企業の会社員を経て、店舗設計事務所に入所、多くの物販店のデザイン、プロデュースに携わる。1997年よりフリーランスとなり商業施設、住空間などのインテリアコーディネートを手掛ける。
2005年、米・サンフランシスコ・IPCにて インテリアデザインコースを履修。色彩理論とデザイン理論を学び、空間、パッケージ、販促物などのコンサルティングや、ブランディングから見直す店舗のリモデルなど、業種、商品に適した提案を実施している。
2012年に売り場作りの理論を学術的に学びVMDインストラクター®協会よりシニアVMDインストラクター認定を取得。主に小売店に向けてのVMD手法を軸にした店舗診断、現場指導、カラー理論・デザイン理論に基づいた、集客、売上げに効果的な売り場コンサルティングを行っている。また同協会が主催する「商空間スタイリスト」認定講師として人材育成にも取り組み、公的機関や企業に向けた売り場づくりの研修やセミナーも実践的で好評を得ている。

現在の仕事についた経緯

前職は、20年近くフリーランスにてインテリアの仕事に従事してきました。住宅のコーディネートがメインですが、商業施設のデザインやディスプレイのご依頼もいただくようになりました。店舗のお仕事で感銘を受けたのは、住宅と違って、改善後の結果が面白いくらい売り上げに反映されることでした。
元々、仕事の幅を広げたいと思い、カラーマーケティングを勉強したり、海外へ短期留学してデザインを勉強するなど、インテリア以外の知識を身に着けてきました。VMDもその選択肢の一つでした。現在の知識を活かしながら新たなスキルを身に着けるならVMDしかないと思い立ち、早速インターネットで学校を探し、VMDインストラクターの資格を取得しました。

仕事へのこだわり

常にアンテナを張り、向上心を持つことで、自身のモチベーションを上げています。

若者へのメッセージ

私はVMDを師から学び、実務に就きました。
何かを学ぶ時は師と呼ぶ人から学びますし、最初は誰も学んだ通りに進めていくものです。
起業して数年は自信がなく、先生に質問しながらでしたが、経験を積み、そこから習得した事や、前職(インテリアデザイン)で培った知識を融合させながら成果を上げる事で、やっと「私にしか出来ない」仕事を確立したと実感しました。
「守破離」という言葉も先生から聞きましたが、まさにこれからの自分らしい仕事のあり方だと思っています。