Inspire1 一級建築士

喜多島みなみ

Minami Kitajima

人にできて、きみだけにできないことなんてあるものか

喜多島みなみ

略歴

大学卒業後、個人宅のリフォーム、注文住宅、店舗設計を中心に携わる。
とくに犬と人が居心地の良い環境づくりに注力。オリジナリティある価値観を共有する空間プロデュースを行う。
社命で始めたInstagramを通じて写真を発信するうちに、独自の視点を評価される。
現在は、写真家、執筆、ホテル企画プロデュースを行っている。全国で自撮りのレッスン開催。

現在の仕事についた経緯

仕事の記録や趣味で撮っていた写真が、プロカメラマンさんから褒めていただくことが増えました。
また、「SNS用の写真の撮り方や、イタくない自撮り写真の撮り方を教えてもらいたい」とメッセージをいただくことが増えたことも、この仕事をはじめたきっかけの一つです。

仕事へのこだわり

「私を選んで良かったと思える価値を提供する。」
そのためにお客様と相思相愛で意見を言い合える対等な関係を築くことに気を付けていました。
住宅を作ることって、どれだけその方のライフスタイルや好みを理解できるかだと思うんです。
しかもこちらはプロなので、「なんで教えてくれなかったんですか?」と後から言われることは、あってはいけないんです。

お客様が自覚していない、うまく言葉にできていない本当の要望をいかに引き出すか、「そうなんです!なんで分かったんですか!?」と言ってもらえたときは、机の下で小さくガッツポーズをしていました。

お客様の言いなりになるわけでもなく、自分の意見を押し付けるわけでもなく、何がベストかを対話しながら見つけていました。なのでお客様が選んできた「へん」なものは、しっかり「変です」と伝えるので嫌だったかもしれないですね。

若者へのメッセージ

どんなこともネタになります。
仕事の失敗もしんどかったことも恥ずかしい想いををしたことも。
なぜだかわかりませんが人生経験が多いか少ないかは、本人が話さなくともなんとなく人に伝わります。それが魅力になるのかなって。渦中は、ご飯も食べられない、寝れないとしんどいのですが、辛い経験ほど後から笑い話になるし、誰かの役に立ちます。
なんでも興味を持ったらやってみてください。そしていつからでもスタートできます。