株式会社ケイパック 代表取締役

喜多雅敏

Masatoshi Kita

自分に正直に生きる

喜多雅敏

略歴

1968年生まれ、大阪府出身。立命館大学経営学部卒業。家業である喜多紙業株式会社に入社し、「印刷関連会社の営業マン」として社会人のスタートを切る。お客様の商品企画をお手伝いさせて頂ける機会を幾度か経験していく中で、お客様の想いをパッケージという形に創り上げていく作業に魅力を感じ、現在まで活動を続けている。

現在の仕事についた経緯

私は幼い頃(ものごころの付いた頃)から、「自分は父の後を継ぐ」と考えており、家業を引き継いで営んでいく事に対し、何の疑いも迷いも持っていませんでした。小学校の何年生の頃かはあやふやですが、「自分がなりたい職業」という課題の作文で、「社長になる」と書いた記憶があります。今思うと、当時の父は余程「人を洗脳する術」に長けた人であったのだと思います。(父は教育だと言っていますが…笑)

仕事へのこだわり

私は経営者ではありますが、起業者・創業者ではありませんので、始めた人のような特別な想いはありません。しかし、お客様の熱い想いに触れる機会を多く持たせて頂いております。
お客様の「商品を大切に思う気持ち」や「贈られる人を思う気持ち」、そういった熱い想いを伝えるお手伝いをさせて頂くことに喜びを感じ、お客様と共にパッケージを作っています。そして「良いパッケージが出来た」と喜んで頂けた時、私自身も最高に嬉しく思い、幸せを感じるのです。

これからも「お客様の想いを伝えるお手伝い」を継続していきますが、数年前から「想いを伝える」側にもなってみたいと考えるようになり、一般消費者向けにオリジナル商品の販売を行う新事業部を作り、「neuneko」というブランドを立ち上げました。
2022年のインターペットへの出展を皮切りに、本格的に営業活動を開始いたします。今はこの新事業を成功させ、新しい自社の柱事業とすることにチャレンジしています。

若者へのメッセージ

自分の子供達や若い社員さん達を見ていて思うのは、「欲の無い(或いは少ない)人が多い」ということです。
私の世代の若かりし頃と今の若い人たちを比べると、平均した人の質は今の人たちの方が高いと思いますが、圧倒的に欲が無いです。欲は自己を成長させる原動力です。もっと欲張りになって欲しいと思います。