株式会社GRApP 代表取締役

衣笠達也

Tatsuta Kinugasa

がむしゃらにやる

衣笠達也

略歴

大学卒業後、新卒でアパレルリユース企業の総合職で入社、東京で2年間勤務後、GRApP設立。
3期目にアパレル事業から民泊事業にピポット。無人でホテルを運営できるクラウド型ホテルオペレーションサービスの提供を行う。

現在の仕事についた経緯

2016年頃、アパレル事業の伸び悩みを感じていたタイミングで民泊事業を知り、参入を決めました。
民泊事業自体が当時は法整備がなく、全くあたらしい概念のサービスで、インバウンド、旅行業、不動産業が絡む、大きなマーケットサイズの中の成長産業であることに惹かれたのが1番の理由です。

仕事へのこだわり

とにかく結果にはこだわりましたが、一番は仕事にかける時間だったかと思います。

サラリーマン時代の新人の頃もそうですが、企業当初、事業転換したタイミング、どのフェーズを切り取っても、何もできない状態でとにかくがむしゃらにやるしかなかったので。

また、僕自身器用に物事をこなせるタイプでも無いため、とにかく時間を使って、覚える、知る、経験する、をしないと成長できないし、生産性とか効率性の前に「泥臭くやる」を重視してたと思います。

凡人は努力量でしか戦えないと思っているので。

また、結局人間は自分が経験し理解できる物事に対してのアドバイスしかしっかりと腹落ちしないので、ただ頑張るだけではなく、結果を重視した働き方は常に意識していたと思います。

若者へのメッセージ

まずはとにかくやる。これが大事だと思います。
ほとんどの人間は、知識も経験も全てが足りないときは努力量でしかカバーできないと思うので、賢さや効率性とかの前に量を意識した働き方が重要です。

僕の年代くらいで結果を出してる人たちは自然とそれができてる人たちが多い気がします。
一定の知識や経験、効率性や生産性などの賢い働き方は、それなりに働いてたら時間が解決してくれることも多くありますが、努力できる人ってのは全力でやった経験がないとできないと思います。

どんな知識やテクニックよりも、努力できる人間であること、壁にぶち当たっても乗り越えられる人。
根性論のスポ根漫画みたいな話ですが、それがすごく大事だと思っています。

ですので、若い人たちには何をするにしてもまずは量をこなして、努力することを大事にしてもらいたいなと思います。