株式会社木村通商 代表取締役

木村一孝

Kazutaka Kimura

実ほど頭を下げる稲穂かな

木村一孝

略歴

東京農業大学農芸化学科卒業。
新卒で財閥系の化学品専門商社に入社、37年間食品添加物関係の販売に携わる。
現在は独立し、株式会社木村通商を設立。

現在の仕事についた経緯

大学卒業当時は就職難の時代であり、とにかく就職することが大事で、何をやりたいかという考えもなしに就職できるところを探したのが本音です。お恥ずかしいですが、今の皆さんのように目的意識が薄い状況でした。
本来であれば入社後、合成樹脂の分野で仕事に就くところ、土壇場で食品分野の仕事をすることとなり、それ以来37年間同じ分野での仕事を続けることとなりました。この些細な分岐点が後の自分の人生に大きな影響を及ぼしました。

仕事へのこだわり

新人時代はとにかくがむしゃらに仕事にあたりました。上司は今でいうとパワハラが当たり前の方で、他の社員の方からもかなり心配されていたことを記憶しております。負けず嫌いなところがあり、他社に負けたくないとの強い意志で営業活動を行ってきました。わき目もふらずに仕事に打ち込んでいたので、上司からの厳しい指導については振り返って考える暇もなかった状況でした。
今も変わらないSTYLEは、お客様に当社と付き合ってもらってよかったと思ってもらうことを一番に考え行動していることです。お陰様で独立した際にお付き合いしていた各社から、独立前と変わらないお付き合いをして頂いていることが財産となって今に生きています。

若者へのメッセージ

2020年12月22日から風の時代に入ったといわれています。
私たちが入社して一生懸命にわき目もふらずに仕事してきた時期は地の時代。年功序列、既成概念など所有することに重視を置いていた時代から変わるのです。
今の若い人たちはまさしく地の時代の考えから風の時代の考えに移る転換期を生きていきます。年功序列、既成概念が悪いと言っているのではありません。
故きを温ねて新しきを知る、自由闊達な考えの基、これからの日本を牽引してください。