株式会社青葉台ひかり代表取締役社長 / 株式会社アクティブコア技術部主任

菊地仁那

Nina Kikuchi

習うは一生

菊地仁那

略歴

國學院大学経済学部卒業。配送会社、広告・教育会社の社内システムエンジニアを経て、2017年1月から株式会社アクティブコアに入社。同社にて技術部主任。
2019年5月に株式会社青葉台ひかりを設立し、代表取締役社長に就任。
教育事業及び海外事業を展開。2020年11月に目黒営業所を開設。

現在の仕事についた経緯

私は大学生の頃に小中高生対象の塾講師のアルバイトや、外国籍の友人たちと非営利活動団体でボランティア活動をしていました。外国と日本との相互文化紹介や、外国籍の子供に日本語や算数を教えたり、日本語しか話せない子供には教師を呼んで母国語を教えてもらったりしていました。
社会人になるとボランティア活動の機会は減りましたが、自分の特技を活かした社会貢献活動をしたいという思いは常にありました。そんな中で日本語学校における留学生の扱いに心を痛める事件に立ち会いました。できる限りの助力はしましたが、改善することはできませんでした。
それを機に、自分たちが主体の教育現場で留学生に寄り添える教育を施すことを目的に、日本語教師たちと共に起業しました。

仕事へのこだわり

強いこだわりはありますが、会社を設立してから仕事へのこだわりが変わりました。
ただ、こだわりが多いと柔軟性が失われそうで、敢えてこだわりは五つに留めています。

一つ目は、唯一無二へのこだわりです。
他社にできるサービスの内容や品質については、初めから仕事を引き受けません。プロ品質で提供できるサービスだけを扱っていますし、他社とは違うサービスを提供することにこだわりを持っています。それが「青葉台ひかり」の特色です。

二つ目は、愛と情熱を持った対応です。
生徒やクライアントに対して、大きな愛を持って実力以上の力が出せるほどの情熱が必要不可欠だと考えています。技術だけでは、人の心を動かすことはできません。弊社のほとんどの業務は過程と結果が目に見える形になるようなシビアなものですので尚更そう思います。

三つ目は、従業員満足度へのこだわりです。
お陰様でコロナ禍でも順調に利益を伸ばしていますが、従業員を増やして規模を拡大することが会社の成長だとは思っていません。従業員の待遇の向上や職場環境の改善、福利厚生の充実などで従業員満足度を向上させてこそ会社の成長だと思っています。従業員満足度が高いほど、顧客満足度もより高くなると実感しています。

四つ目は、探求し続けることです。
原点にして絶頂などありません。常により良い教育方法とより優れた技術への飽くなき探求心なくして、唯一無二のサービスと品質は維持できません。従業員のスキルアップを全力で後押しできる会社でありたいと考えています。

五つ目は、社会貢献へのこだわりです。
地域社会・経済社会・国際社会に対して、教育と言語の分野で広い意味での社会全体の発展に寄与できる取り組みを行っております。

若者へのメッセージ

「そのときの出逢いが、人生を根底から変えることがある。よき出逢いを。」という相田みつをさんの言葉があります。
私は、お金以上に出逢いによって人は変わると思っています。人生には様々な出逢いがあり、その関係に振り回されることもあれば、思ってもいないところで人生を変えるほどの出逢いがあります。
私自身も会社もたくさんの人に支えられて今日があります。私にとって、従業員をはじめとする身近な人たちの存在はとても大切なものです。
夢に向かって一歩踏み出すときや新しいことにチャレンジするとき、大きな壁が立ちはだかるときなど、皆さんにも様々な局面で必ず人生を変えるほどの出逢いが訪れるでしょう。でも、よき出逢いにするために、実りある関係を築くために、悪い関係を断つ勇気と身近な人を大切に想う心を忘れないでください。
皆さんにとって、よき出逢いが心の支えとなり、力となり、英知となり、前進力となり、成長となることを信じています。よき出逢いを。