有限会社九州化清 代表取締役

河野 貴栄

Takahiro Kawano

勝つまでやる

河野 貴栄

略歴

三池工業高等学校卒業。
新卒で父親が経営する有限会社九州化清へ入社、約10年間、現場での業務経験。
同時に営業等の経験を積み重ね、2014年父親の会社を受けで継ぐ形で代表取締役へ就任。
現在、清掃業務を中心とし福岡県のみならず九州全域で事業を展開しております。

現在の仕事についた経緯

最初は、父親が経営者という事で、現在の仕事に就くという事は全く考えていませんでした。
当時、高校生だった私は、アルバイトという形で家業の手伝いをやっている。そんな感じでした。

しかし、17歳を迎える高校2年生の冬、会社でも家庭でも大黒柱であった父親が脳内出血で倒れてしまい、会社を守るために頑張ってくれていた当時のスタッフさん、会社も家庭も必死になって守る母親を姿を見て、自分も「頑張らんといかんばい」そんな気持ちとなり、高校だけは卒業してくれ。と言う両親の教えの元、高校卒業後、新卒で有限会社九州化清へと就職させて頂きました。

仕事へのこだわり

現在だけでなく、私自身、就職依頼ずっと、「逃げない・退かない・断らない」と言う事を大前提に仕事に取り組んできました。

「逃げない」それは就職をしたきっかけのひとつでもある父親が倒れた際、現場に出ながら家庭を守り、全てをこなす。そんな母親の姿を見て、何があっても「逃げちゃいけない」という気持ちで仕事に取り組むようになりました。
そして「退かない」やると決めた事は最後までやり抜く。これは、仕事において、どんな難題が降りかかろうとも、目の前の事に必死になって取り組む。それをやり続けている私だからこそ、今があり、今後、今以上に成長し続ける事が出来る。と思っています。
さらには「断らない」先にもお伝えした、父親が倒れてからの数年間もの凄いスピードで、仕事がなくなっていっていたのを、今でも苦しい思い出として覚えています。その時に助けてくれた、既存のお客様、周りの方たち、新規のお客様、スタッフ、家族、仕事に真剣に取り組むことで人と人との信用がうまれ、友情も生まれる。そんな風に考えると、どんな仕事であろうとも「断らない」ということが大事なのではと考えます。

だからこそ、これから先も「逃げない・退かない・断らない」という言葉を大切にし、仕事に真摯にとりくんでいきたいと思います。

若者へのメッセージ

私自身、ヤンチャ者でたくさん遊んで、たくさん失敗を繰り返し、たくさん怒られて生きてきました。きっと私たちより上の世代の方たちから見たときの私たちもそうだったのかもしれませんが、年々と元気がなくなってきてるように感じます。

まだまだ若者である私が言うのも何ですが、若い時だからこそ、たくさん失敗しても立ち上がるチャンスがある。体力的にも少しのムリが効く。そのように考えます。
だからこそ、1分1秒全力で働いて、思いっきり遊んでほしい。と思います。仕事も遊びも一生懸命頑張っている人財が会社のリーダーとなり、街のリーダーとなって下を育てる。このような好循環が生まれることで全体がよくなる。失敗や色んな経験を積んだ人間だからこそ伝えられる。そんなリアルを語れる人間へと成長できるよう、仕事も遊びも全力で取り組んで頂きたいと私は思います。