株式会社Central Dogma 代表取締役

川原拓人

Takuto Kawahara

人生どっちに転んでも吉

川原拓人

略歴

宇部工業高等専門学校 物質工学科卒業。第二新卒でIT企業に入社、執行役員COOに就任後、同時にフリーランスでFP業を始める。その後ヘッドハンティングを受けた不動産会社にて取締役を1年間務め独立。
現在はFP、M&AのFA業の2社をメインに金融業界で広く活躍中。
共同著書に「知らないと損するコロナ禍でのお金の増やし方守り方」(Laule'a出版)がある。

現在の仕事についた経緯

子育てがきっかけです。数年前彼女に連れ子がいて、その子に対して教育費をかけてあげたいと心から思いました。よく子供の努力次第で子供の進路が...って話があったりしますが、僕個人的には親が作る環境が90%だと思っています。まだ自我が芽生えたばかりの子供を置く環境をいかに良くしてあげるかが親としての責務だと思い、環境を準備するために必ず必要になるお金の話を広く日本国民に伝えていきたいと思ったのがきっかけでしたね。

仕事へのこだわり

インターネットが普及してお客様自身がインターネットで検索をして比較検討ができるようになったように感じます。それに伴い粗悪な商品が淘汰されている中で、僕は「身内にこそ売りたい商品の提案」というミッションを持ってFP業務を行っています。また後期高齢者社会の最中に置かれた日本においては、それに起因した社会問題が後を尽きません。ゼロ金利政策以前は、国債の長期金利も高く、現在では運用効果の薄い「定期預金」や「積立保険」が国民の資産形成を助けていました。一方で現代は超低金利な時代。長期国債の利回りの低下により定期預金や積立保険だけでは、不足する年金問題に立ち向かえません。ただし日本国民の多くは文化的に保険や定期預金だけで老後資金を準備する傾向にあるわけです。そこで私は、時代性に合わせた金融商品の提案を行いお客様と共に成長していけるような仕事スタイルを築きたいと思っています。

若者へのメッセージ

日本では、実質的な低賃金な時代が続いています。お金の知識を正しく付け、投資を行うだけでなく、いかにして人的資本が高い若いうちにお金を稼ぎ、お金を増やしていくかがこの資本主義社会では重要です。
正直そんな話は田舎に住んでいる自分には関係ないだとか大手に就職したから、公務員だから大丈夫だと今も思っているなら正しく情報収集するべきです。私自身多くの方の相談に乗る中で、考えている人と何も考えていない人の差を強く感じます。また、国内において相対的貧困層の割合は年々増えています。
まずは自分を守るために、家族を守るために、家族に迷惑をかけないために、今自分ができることを将来像から逆算して生きていけるようにしていきましょう。「自分は大丈夫」この言葉が出てきているうちはきっとあなたの将来は危うい状態です。