アイネックス税理士法人 代表税理士

川端雅彦

Masahiko Kawabata

三流は金を残す、二流は事業を残す、一流は人を残す

川端雅彦

現在の仕事についた経緯

伯母が京都で初の女性税理士にあたる人なのですが、その仕事ぶりを見ていて「税理士って儲かるんだな」と思っていたんです。
そんな不純な動機から税理士を目指し始めました。
当初はその伯母のところで就職を考えていたのですが、甘えが出るということで、伯母が懇意にしている先生のところで鍛えて頂くことにしました。
足掛け10年修行をさせてもらって、独立開業をしたのは31歳のときになります。
紆余曲折ありましたけれども、10年前に税理士法人を設立し、税理士生活29年で今日に至っています。

仕事へのこだわりと目標

我々のそもそもの存在意義は何なのかというところです。
税金の計算もありますが、それはあくまで仕事の一部です。
お客様はほとんどが中小企業の経営者の方ですから、我々の本来の仕事は、企業が成長と発展をしていくための支援だと思っています。
結果としては黒字の比率が7割を超えているので、手前勝手ではありますがそれなりの貢献はできているのかなと。
企業が黒字を出せるということは、税金を支払う、従業員の待遇が厚くなる、ひいては消費が増えるというサイクルにも繋がります。
小さな地域経済の中ではありますが、少なからず日本経済の役に立っているという使命感こそが仕事の根本ですね。

まず、幣法人の規模を100人クラスに拡大したいと考えています。
おかげさまで税理士資格を持った人はもちろん、それ以外のスキルでも優秀な人材が集まってくれているので、これは実現可能だと思います。
同時に、資産税や医療といった専門特化をしていって、総合的に競争力のある事務所経営をしていきたいですね。
私が引退した後も、今まで以上に世の中に貢献できるような事務所を今の内に作っておきたいと思います。
そのために重要となってくるのが、起業家精神と競争心を持ったアグレッシブな人材です。
そういった「人を育てる」という仕事が、私の最後の枠割になると思います。

若者へのメッセージ

新卒で就職するにあたって、最初にどの会社に勤めるかということは、人生を大きく左右するターニングポイントのひとつかと思います。
私は、大手企業や安定企業よりも「成長の伸びしろがある」「より日本に貢献できる」とった基準で選ばれた方が良いと思いますね。
また近年、SDGsといった取り組みが重視されていますが、そこをメインとするのではなく、ビジネスとしてそういった課題を解決しようとしている会社の方が良いと思います。
会社の中で自らの経験を積みながら「いつか自分の事業を興す!」くらいの気概を持って、頑張ってください。