株式会社イフケア北九州代表取締役

神田 紀久男

Kikuo Kanda

人生 死ぬまで山登り

神田 紀久男

略歴

日本大学法学部経営法学科卒業 株式会社安川電機製作所(現(株)安川電機)に入社
海外事業部営業第2課に配属後、台湾現地法人出向・欧州安川電機(ドイツ)に出向。2002年に退職 2003年 株式会社イフケア北九州を創業

現在の仕事についた経緯

実家の稼業が葬儀屋であり、父より、地域葬儀市場の変化やそれに対して業界の仲間と勉強を行っている内容を聞き、関心を持ち、そこに関わりを持ちたいと思ったこと。そして何より、祖父が亡くなった時に、我が一族が遺産相続や事業経営の中で、仲たがいをしてしまったことに、何でこうなるのかという疑問が常にあったこと。それと同時に、遺産相続も問題は、我が家だけでもないし、一代限りの話でもないことに気づいたときに、それらを仕事にすることは意義があると思ったこと。

仕事へのこだわり

山登りと一緒。一歩一歩確実に成長を続けていくことが大事。ある目標に到達すれば、次の山が見えてくる。そしてその先も。小さな山もあれば、大きな山もあるだろうけど、やることは一緒。一足飛びは危険。時間がかかっても一歩一歩が大切。上手に出来て早く短時間も登ることも出来ることもあるだろうし、時間がかかっても前に進まない時もある。それでも、一歩一歩が大事。
一歩一歩というと、足元ばかり見ているように感じかもしれないが、歩を進めていくときに、前を見据えていないと何時、崖から転げ落ちるかわからない。
目線はあげて、時々足元確認で、あるべき姿を追い求めることを大切に。
若い時分は、こんなこと考えずに、功名に焦り、先走り失敗したことは数多くあるが、先は何時も見ていたように思います。年を重ねるにつれ、一歩一歩の大切さを痛感してきたのだと思います。まだまだ、失敗をするし、全ては上手く行くわけではない。止まったり、転げ落ちたりだけど、それでも、先を見すえながら足元を振り返ると、失敗したときに、「何がどうダメだったのか」を理解できるのではないか。と感じます。一番大事なことは失敗を悪いことだと思わないこと。常にチャレンジャーになれるのではないかな。そんな気がします。

若者へのメッセージ

仕事のこだわりでも述べたが、「失敗を悪いことだと思わない。」失敗があるから成功がある。よく言われることだけど、世の中の風潮ではない。失敗しない奴が偉いと考えると、何もしないことは絶対に失敗しないことの戦術としてありだけど、何もしなければ、成功もないということ。そんな人生面白くはない。
面白い生き方をしたければ、失敗恐れずに、何事にも関心持って飛び込んでみることじゃないか。やってみてダメだな。と感じれば止まればいい。人生100年時代だから、少し回り道しても、取り返す時間はたくさんあるはずよ。