eagerise合同会社 代表

泉谷 のどか

Nodoka Izumiya

弛まぬ熱で煌めかせ

泉谷 のどか

略歴

1996年、東京都葛飾区生まれ。
大学在学中、20歳の頃に「eagerise(イーガライズ)合同会社」を設立。事業内容は清掃業や緑地管理業、産廃収集運搬業など多岐にわたり、その現場管理業務を取り扱う。
2021年1月より、SNS発信をスタート。
同年5月には、電子書籍「迷いは捨てるな」を出版。
7月にYahoo!ニュースにて記事掲載。
代表を務めるeagerise合同会社は、6期目を迎えている。

現在の仕事についた経緯

同年代と差をつけ、競争率の低いところで突き抜けたい。初めはそんな思いからでした。
挑戦したいという気持ちがありながら安定を幼い頃から求めていたので、そういった矛盾と葛藤しながら辿り着いたのが経営者という道でした。
若いうちに身体と頭を活かし、着実に土台を作り、成長したいという考えから選び抜いた業種が清掃業・緑地管理業・産業廃棄物収集運搬業です。
一つの専門業に絞らなかった理由は、私を始め、組織全体の新鮮な集中力を保たせるためです。
各業界と携わっていくうちに芽生えた私のビジョンは「若者が参入・起業したくなる業界へ」。
弊社が携わる各業種は私が生まれる前からあり、建築物や環境が目まぐるしい現代にとって今すぐには無くならない、これからも続く業種です。
普段からお世話になる各業界に1日でも早く、恩返しをするべく邁進してまいります。

仕事へのこだわり

1日でも早く先人に追いつきたい。そして越したい。
経営と現場初心者を同時進行で始めた私は、立場と現状の差に押し潰されそうになることが多かったです。
ただ、自分の理想通りに動けなくても自分自身が"どこに向かっているのか、何を達成したいのか"をいつ誰に聞かれても即答できるくらい熱心に思い続けていました。
経営者を目指す頃から今まで、大切にこだわることは"熱"です。
言葉無しで唯一、外界へ伝える要素だと考えています。
熱意無くして言動に覇気は宿りません。
なのでどんなに道のりが遠くても、思いが実態になっていない状況でも心の熱は絶やさずに"形にするんだ"それだけを思っていました。
ただ、起業当初はできない自分がカッコ悪いなと無駄なプライドを持っていました。そういう感情がある間は周りが助けてくれることも少ないですし、自分の内なる感情と外に出る気が全くの別物なので自ら首を絞めているようなものでした。
「決して一人で出来る仕事ではない」・「できない自分を自覚し、認めてあげる」・「支え合う仲間がいてこその組織」、今では当たり前で大切なことも最初は気づけませんでした。
自分の今の感情や気持ち、考え方を素直に表に出すことで周りも素直にぶつかってくれることが多くなりました。
自分の精神年齢と会社(組織全体)の精神年齢が比例していくようにも思えました。
そのことに本当の意味で気づいた時から、学びを絶やすことなく、素直になることが増え、成長スピードも上がっていきました。
かっこよくないことが1番かっこいい。泥臭く現場でみんな揃って汗をかく、もっと会社のみんなが働きやすい環境を作っていく、そして今日も前に進んでいる、そんなふうに毎日を過ごしてます。

若者へのメッセージ

どんなに上手くいかなくて悔しい思いをしても、自分の中で先が見えていれば全て成長した時のストーリー材料になります。
情報が溢れる現代は、選択肢が多すぎて一歩踏み出すまでに時間がかかると思います。
完璧なんてないし、最初は何をするにも必ずコケます。始めに上手く行ったとしても、その先にコケるタイミングが必ず待ってます。
若いうちからなるべく多く壁に体当たりして、二度と同じ失敗をしないように自分をアップグレードしていく気持ちで進んでください。
何かしたいなって思ったらするタイミングはその時です。
よく、現場にいて歳の離れた人が私に言うんです。
「若くて頭が働くうちにもっと勉強しておけばよかった」
「一度病気すると思うように身体が動かない、若い時の身体に戻りたい」
「今20代に戻れたら独立してるな」
そんな切なるリアルな思いを身近に日頃から聞いています。
気づいたら時間が過ぎていたと思うのは、その間、時間を軸に大切に向き合ってこなかったからです。
やっとここまで辿り着いたと噛み締められるくらい、今を過ごす一日を大切にしてください。
私も残りの20代、着実に目標を達成していきます。
何かを目指す皆さん、お互い頑張りましょう!