株式会社ロジカルマネジメント代表取締役

岩城博之

Hiroyuki Iwaki

鋭く美しくある

岩城博之

略歴

高校卒業後、ダイキ株式会社へ就職。その後イオン株式会社、株式会社リクルートなどで統括マネジャーや営業所長などを経験。現在はブランディング・コンサルタントとして多方面で活躍中。理念やブランディングに関する講演やセミナーは年間200回以上。企業のブランディング、採用・育成コンサルティングを行っている。2019年7月、東京オフィス開設。

現在の仕事についた経緯

リクルート時代に中小企業の経営者と多く出会いました。その経営者たちの考え方や仕事への情熱はサラリーマンしか経験のない僕には衝撃でした。人生をかけて仕事している姿を見て『カッコいい』と思ったんです。それがいつか経営をしたいと思ったきっかけでした。
そこで自分の強みは何なのかを洗い出し整理していきました。人を巻き込んだり、動機づけするのが得意なのでそこを突き詰めていくと『経営コンサルタント』になるべきだと行き着きました。

仕事へのこだわり

2つあります。まずひとつは全てにおいて『真善美』を大切にしています。偽りではない真なる想いでやっているかどうか。そして社会にとって悪ではなく善なるコトをやっているかどうか。醜い心ではなく美しい心でやっているか、美しい形になっているか。真なる想いとは理念であり、善なるコトとはビジョン、美しい形とはブランディング、そうやって置き換えて経営を考えています。小手先のテクニックやノウハウで動いても絶対にうまくいきませんし、本質の社会貢献にもつながりません。真善美が整っているかどうかが大切です。
そしてもうひとつのこだわりが『人の心を理解する』ことです。世の中は全て人の心や感情だけでできています。理論だけでできているものなんて何ひとつありません。社名のロジカルとは論理的という意味ですが、理論と人の心をどう結びつけるが何よりも重要と考えています。理論を通じて頭で理解してもらい、感情に訴えて心で納得してもらう。そういうブランディングを大切にしています。

若者へのメッセージ

僕は高卒で働き始めました。学歴の違いで給与が違う。とても悔しく感じましたがそれが現実でした。そこでこう考えました。みんなよりも能力が低いんだから誰よりも長く働き、誰よりも勉強しなければならない。そんなことを続けていくうちにいつの間にか結果につながっていきました。売上ナンバーワンになり、優秀社員表彰を受けるようになりました。独立した今現在はどういう心持ちか。20代の当時と全く変わっていません。誰よりも学び、誰よりも挑戦と失敗を繰り返す。それが周りとの差別化となり、いつの間にか圧倒的な価値になっていきました。ぜひたくさんの挑戦と失敗を経験して社会成長につなげていただきたいと思います。