株式会社ヒラマ写真製版 代表取締役

石川直哉

Naoya Ishikawa

More than expectation

石川直哉

略歴

1978年福島県南相馬市(旧原町市)に生まれ、幼少期から学生時代を神奈川県横浜市で過ごす。
法政大学中退後、ハローワークの紹介を通じて株式会社ヒラマ写真製版に入社。
紙媒体のデザイン制作を中心にウェブサイトや動画編集、AR・VRなどのデジタルコンテンツ制作、IT活用や導入支援サービスにも事業領域を拡大。
2019年6月末、Employee Buy-Out(EBO)を実施し同社代表取締役に就任。“情報デザインの力で経営課題を解決する”というミッションのもと、ITを駆使した販促・集客・働き方改革コンサルティングにも取り組んでいる。

現在の仕事についた経緯

Macはおろかパソコン自体も情報処理の授業でOfficeを少し触ったことがあった程度でしたが、従兄弟がグラフィックデザイナーをしていたことから何となくDTP業界に興味を持ち、たまたまハローワークで未経験者でも募集していた同社に飛び込んだのがきっかけです。

仕事へのこだわり

「お客様は、実は自分がどんなものを求めているのか正確には掴めていない」という事を念頭に、徹底的にヒアリングし、お客様の期待値をしっかりと把握した上で、いかにその期待値を超えるご提案が出来るか、ということを常に心がけています。

特にデザインにおいては「絶対的にいいデザイン」というものは存在しないと思っていて、いかにお客様の課題と向き合い、その解決策としてのデザインを提案できるかが弊社の強みだと考えています。
デザインの本質は「必要な情報を、必要な相手に、最適なカタチで届ける事」と捉え、WhatやHow toではなくいかにWhyを共有できるか、に我々の存在意義があるのではないかと思っています。

若者へのメッセージ

「人生100年時代」と言われ、めまぐるしく変化する時代の真っ只中にあって、なかなか「自分らしい生き方」の軸を見つけるのは難しいのではないかと思います。

インターネットの普及によって世界中の尖った才能が簡単に繋がり、これまでの生活を一変させるようなサービスが次々と生まれています。

若い方には是非「自分自身が本当に興味があるのはどんなことか」を探し続け、「これだったら延々やり続けられるな」「周りの人と比べてこれならうまく出来るな」と感じられることに情熱を注ぎ続けてみてください。それはあなたしか持っていない感覚ですし、一人ひとり違って当然です。

誰かと同じであることに安心を求めるのではなく、まわりの人と違うということに自信を持ってください。

ビジネスの世界では、誰かと同じであることに価値は無いからです。