INSIDE カウンセラー

石橋典子

Noriko Ishibashi

自分になる

石橋典子

略歴

1975年東京生まれ。学習院大学法学部政治学科卒。実業家の祖父からビジネスに関して直接レクチャーを受ける。株式会社ウェザーニューズ、株式会社アクシスにて企画・セールス・ブランディング業務に携わる。
20代で大病完治、出産を経験して健康管理の大切さに気付く。34歳からピラティスインストラクターとして活動を開始。38歳の時に離婚、シングルマザーとして人生再出発。
2015年クライアントの要望によりカウンセリングのみのメニュー始動。コロナ禍の影響によりニーズが高まり、2020年末に11年間続けていたピラティスセッション終了、カウンセリングに一本化。カウンセラーとしてメンタルヘルスの重要性を伝えている。

現在の仕事についた経緯

これまでの人生で、子どもの頃に下校時の連れ去り・義父からの虐待、大人になってからも様々な出来事がありました。時間が経ってもフラッシュバックに悩まされていたので、40歳の時に勇気を出してカウンセリングのセッションを受けたら、結果的に苦しみから開放されました。このことが、後にカウンセラーとなるきっかけとなりました。
元々ピラティスのインストラクターとしてレッスンをしている時に、クライアントから人生相談を受けることが増えたので、カウンセリングのみのセッションを開始しました。

仕事へのこだわり

カウンセラーという職業は、自分の経験と本質と能力を活かすことができる天職だと思っています。子供のころからこれまで常に人に相談されていて、初対面の人でも本人が「何故自分はこんなことまで話しているんだろう?」と言うくらい、話しやすい雰囲気を持っている体質でした。

カウンセリングをするにあたって様々な業界にアンテナを張ること、物事を多方面からみること、広い視野を持つことを心がけています。

そして、まず自身が健康で幸せである状態で仕事をすることを一番のこだわりとしています。そうでない状態で仕事を行うと良いセッションにはならないからです。

いくら人に「向いている」と言われても、カウンセラーになるということは、過去の自分と向き合うこと、クライアントの人生と向き合うことになるので、生半可な気持ちでできる職業ではありません。それでも悩んでいる方お一人お一人の心の快適さを取り戻すために、死ぬまでこの仕事を続けていきたいと思っています。

若者へのメッセージ

コロナ禍で、カウンセリングの必要性を感じたのは、私だけではないはずです。
私はカウンセラーという仕事を通じて、何かを目指し過ぎたり理想にこだわり過ぎたりして、逆に結果が出ない方々・辛い思いをしている方々を見てきました。新しい時代では、まず自分のことが分かっていて、その上で自分軸を持って活動をしている大人が求められていると思います。
「人と違う」ということを恐れず、自分にしかない才能や感性を生かし、自分を信じてこの時代を生きてください。心から応援しています!