株式会社いやされー 代表取締役
井上貴元
Takaaki Inoue略歴
都留文科大学 文学部 国文学科卒業。食育アドバイザー、全米NLPプラクティショナー(カウンセラー資格)。
在学中の1997年、ボクシングライト級山梨県代表としてプレ国体出場。社会人として塾講師を4年間務めたのち、大手人材派遣会社の営業へ転職。
2005年5月、新規開拓部門全国トップを獲得。
2006年7月、「株式会社味香り戦略研究所」(東京都中央区)へ転職。
2013年10月、「人々を癒す」をミッションとした株式会社いやされーを設立。
現在食品分析、通信販売、心理・音楽コンテンツ事業を運営。
著作…『牛乳レポート』、『味トレンドシフトレポート2010』、『おいしさリサーチ』、『味トレンドシフトレポート2011→2012』 株式会社味香り戦略研究所発行
『食卓の現在Vol.1 若者たちの味覚』株式会社いやされー発行
在学中の1997年、ボクシングライト級山梨県代表としてプレ国体出場。社会人として塾講師を4年間務めたのち、大手人材派遣会社の営業へ転職。
2005年5月、新規開拓部門全国トップを獲得。
2006年7月、「株式会社味香り戦略研究所」(東京都中央区)へ転職。
2013年10月、「人々を癒す」をミッションとした株式会社いやされーを設立。
現在食品分析、通信販売、心理・音楽コンテンツ事業を運営。
著作…『牛乳レポート』、『味トレンドシフトレポート2010』、『おいしさリサーチ』、『味トレンドシフトレポート2011→2012』 株式会社味香り戦略研究所発行
『食卓の現在Vol.1 若者たちの味覚』株式会社いやされー発行
現在の仕事についた経緯
もともと、DV・貧乏の家庭で育ち、いじめを受けた体験から、家庭問題等をよく相談される体質で、塾講師時代の元生徒たちや人材派遣会社の元同僚たちからの相談を受けていました。私と同じように、自分ではどうしようもない理不尽な現実を突きつけられている相談者の役に立ちたいという強い思いをずっと持ち続けていました。
そんな中、「人のにおいがダメで電車に乗れないから働けない」という相談を受け、嫌な臭い専用のストレスケアマスク「いやなにおいのするときにマスク」を通販で販売しよう、と考えたのが起業のきっかけです。
そんな中、「人のにおいがダメで電車に乗れないから働けない」という相談を受け、嫌な臭い専用のストレスケアマスク「いやなにおいのするときにマスク」を通販で販売しよう、と考えたのが起業のきっかけです。
仕事へのこだわり
昔から団体競技が苦手で、個人プレーばかりを好んでいました。ボクシングも、アマチュアはほぼ個人プレーなので、「自分ひとりが強くあればいい」という思いで国体へ出場しました。
そのため、社会人になった当初は個人プレーばかりが目立ち、「自分の能力さえ高めていけばいい」というスタンスで仕事をしてしまいました。新人の頃は、それでも周りの上司や先輩がカバーしてくれていたので、なんとかなりました。人材派遣会社へ転職し、月間売上全国1位になったときも、何かを勝ち取ったように錯覚していました。数字第一主義でした。
しかし、ぼろが出たのはその後昇進してチームリーダーになってからで、自分と同じように課員を叱咤してばかりだったので、チームは崩壊、チームの営業成績もまったく伸びず、3か月で解散となってしまいました。そこから、「仕事はチームプレイで、自分は助けられている」ということを自覚するようになりました。
営業はとにかく数字を上げなくてはなりません。塾講師を辞めて以降は、営業畑で約20年、とにかく数字を積まなくては話になりません。しかしながら、そこだけを追っていけば、周りから見放され、数字を積むための行動すらままならなくなるということを、身をもって知りました。
現在は数字の前に、まず共に仕事をしてくださる方への感謝を第一とすること。個々人の個性を感じ取ったうえで、個性に合わせた仕事のペースで共に歩むことを念頭において仕事をしています。自分のやりがいはもちろん大事ですが、一緒に仕事をしてくださる方々に、「この仕事をやっていると充実する!」と思っていただけることを最優先にしています。
そのため、社会人になった当初は個人プレーばかりが目立ち、「自分の能力さえ高めていけばいい」というスタンスで仕事をしてしまいました。新人の頃は、それでも周りの上司や先輩がカバーしてくれていたので、なんとかなりました。人材派遣会社へ転職し、月間売上全国1位になったときも、何かを勝ち取ったように錯覚していました。数字第一主義でした。
しかし、ぼろが出たのはその後昇進してチームリーダーになってからで、自分と同じように課員を叱咤してばかりだったので、チームは崩壊、チームの営業成績もまったく伸びず、3か月で解散となってしまいました。そこから、「仕事はチームプレイで、自分は助けられている」ということを自覚するようになりました。
営業はとにかく数字を上げなくてはなりません。塾講師を辞めて以降は、営業畑で約20年、とにかく数字を積まなくては話になりません。しかしながら、そこだけを追っていけば、周りから見放され、数字を積むための行動すらままならなくなるということを、身をもって知りました。
現在は数字の前に、まず共に仕事をしてくださる方への感謝を第一とすること。個々人の個性を感じ取ったうえで、個性に合わせた仕事のペースで共に歩むことを念頭において仕事をしています。自分のやりがいはもちろん大事ですが、一緒に仕事をしてくださる方々に、「この仕事をやっていると充実する!」と思っていただけることを最優先にしています。
若者へのメッセージ
学生の間は、ひとつの価値観を押し付けられることが多いと思います。「『いい人』になろう」「周りの空気を読んで主張しすぎない方がいい」「団体行動最優先」などなど。しかしそれは、教育をする側の理想と、彼らのやりやすいように教育を実践している結果なので、現実には役に立たないことが多いです。
カウンセラーをやっていると、「人間」という生物は一筋縄ではいかないことがよくわかります。キレイゴトで片付くほど、甘くはないのです。
ですから、社会人になったら、今度は自分の肌で一から「本当の人間の世界」を学ばなくてはなりません。学生時代にはなかった種類の困難に初めて遭遇することも多いでしょう。挫けそうになることもあるでしょう。
その時にあなたを助けるのは、あなたです。
ですから、まず自分という人間がどんな人なのかを、とことん知りましょう。そして、最高にして最後まで付き合ってくれる相棒である自分を大切にしましょう。組織よりも自分です。そうすれば、どんな難関に立ち向かった時も、その時のベストな回答を、自分が出してくれることでしょう。
カウンセラーをやっていると、「人間」という生物は一筋縄ではいかないことがよくわかります。キレイゴトで片付くほど、甘くはないのです。
ですから、社会人になったら、今度は自分の肌で一から「本当の人間の世界」を学ばなくてはなりません。学生時代にはなかった種類の困難に初めて遭遇することも多いでしょう。挫けそうになることもあるでしょう。
その時にあなたを助けるのは、あなたです。
ですから、まず自分という人間がどんな人なのかを、とことん知りましょう。そして、最高にして最後まで付き合ってくれる相棒である自分を大切にしましょう。組織よりも自分です。そうすれば、どんな難関に立ち向かった時も、その時のベストな回答を、自分が出してくれることでしょう。