株式会社テニコラ 代表取締役

猪飼敏裕

Toshihiro Ikai

諸行無常

猪飼敏裕

現在の仕事についた経緯

妻が見せてきた1枚の写真。

それを見た瞬間、直感で撮りたい!と衝撃が走ったのが
“ニューボーンフォト”との出会いです。

そのインスピレーションを感じた時から、今に至ります。

“ニューボーンフォト”とは生まれて間もない新生児の記念写真。
新生児期という生後28日未満までの限られた時期の姿。

生まれたての姿を写す、新しい記念写真のカタチであり、
人間の原点の姿を写す、メモリアルでアートな作品。

妊娠出産という奇跡を経て、新たな命の誕生を祝す家族にとっても
幸せと感動が宿るギフトであると思います。

最初は自分の子供の為に!と始めたニューボーンフォトですが、
僕自身のライフワークにしよう!と
ニューボーンフォト専門の写真ブランドとしてtenicolaを立ち上げました。

日本にも七五三や成人式など成長の節目で記念写真を撮る文化があります。
生まれた記念に写真を撮る、健やかかな成長を願う、
人生最初の1ページ目が“ニューボーンフォト”となる新しい文化にしていきたいです。

仕事へのこだわり

「シンプルに丁寧に撮る。」

本物である事が大切で、飾らず丁寧に、ひとつひとつ誠実に向き合っています。

tenicolaのニューボーンフォトは、新生児本来の特徴を最大限に生かした作品にします。

繊細な産毛、華奢で小さな身体、重力に委ねる無防備で柔らかなニュアンス、
新生児期という神秘的な姿は“一瞬”で日々成長し、どんどん進化していきます。

「はだかとニット帽」というコンセプトは、ありのままの姿をリアルに描くためのデザイン。
裸で心地よく眠る姿に、フレキシブルなニット帽というシンプルでミニマムなバランスを効かせています。

神秘的、純粋、繊細、無抵抗、生命力、尊さ、これらのピュアで不完全なバランスが情緒に溢れる、
洗練されたオーセンティックなニューボーンフォトにします。

新しい命は家族を繋ぎ、家族の日常にこそ幸せがあり、生活の中に愛が息づいている。

人生の1ページ目に彩りを添える、一生大切にしたくなる写真がニューボーンフォトにはあり、
唯一無二の世界にたったひとつのこれ以上ないアート作品だと思います。