株式会社デジタルトレンズ 代表取締役

姫野 慎太郎

Shintaro Himeno

継続は力なり

姫野 慎太郎

略歴

2009年京都大学卒業。
同年、株式会社イトクロ(現マザーズ上場)に入社し、リスティング広告運用、SEO対策などのチームのリーダーとして様々な業種に関わる。
インドネシア支社立ち上げ責任者を経て、2012年デジタルトレンズ創業。
現在、東京、大阪、福岡の3拠点でウェブマーケティング支援を行う。

現在の仕事についた経緯

元々パソコンが好きだったこと、インターン先の社長に接する中で、自分も同じように楽しく仕事をしたいと思い起業を意識したこと、この2点でIT系のベンチャー企業に新卒で入社しました。

また20代で起業に挑戦したかったこともあり、3年半の在籍を経て独立に至りましたが、明確に今の事業をやろうと決めていたわけではありません。

最初は知人のツテなどでお客様を紹介してもらい、その中で弊社が対応できる業務を積み重ねていった結果、広告運用のサービスが軸となり、https://study-search.jp/、https://english-search.jp/などのメディア運営が軸となり、さらにそこから派生したSEO対策支援が軸となった、その結果が現在のデジタルトレンズです。

今ではSNS運用やYoutubeチャンネルの運用支援まで業務範囲を広げています。

仕事へのこだわり

自分は天才だとは思っていませんので、まずは細かいところまで手を抜かない、やり切る、といった努力型であろうという点は意識しています。

例えば事業の利益を伸ばすにあたり、重要そうなものだけやるというのも合理的だとは思いますが、試すべき施策や改善するべき事項があれば、優先度をつけて「できるだけ全部行う」ようにしていました。
他にも例を挙げるなら、お客様からもそうですし、社内のスタッフからも何かを依頼された場合にも、手を抜かない、期待値を超えるようにしていました。
「提案書に使う競合調査でこの会社とこの会社のデータをまとめて欲しい」と言われた時にデータをまとめておしまい、ということではただのアルバイトです。他に強い競合がいないか考え、「他にもこんな会社があったので、データまとめておきました」と一歩踏み込んだ資料を用意できるか、これだけで周りの信頼感も高まりますし、それが仕事のやりやすさや、チャンスの増加にもつながります。

もう1点は周りへの感謝でしょうか。
新人時代だろうが、今の社長としてのポジションはもちろん、様々なメンバーに支えてもらっていることは当たり前ではありません。何かしてもらった場合には「ありがとう」だったり、そうした言葉を口にすることはできるだけ意識をしています。もちろん、口だけでなく、本音として思えることが人としても重要だと思いますが。

若者へのメッセージ

まだ35歳の身ですので、40代、50代の経営者の先輩には何をまだまだだ、なんて思われるかもしれませんが、特に20代の選択と頑張りがその後の社会人として、また人としても非常に重要だなと思っています。
普通に働くなら、大体週に40時間は仕事をすることになると思います。その40時間をせっかくなら楽しく働いてほしいなと思う中で、やっぱり仕事を楽しく頑張ってる人を見ると、人生充実してそうだな、なんて感じたりします。
「仕事面白くない」「仕事はただ給料をもらうためにやってる」なんてその週40時間+αを無駄に過ごしている人なんてもったいないじゃないですか。
しかも年を重ねて、ポジションだったり、スキルがついてくると、30代以降の仕事もさらに様々なことができるようになり、楽しみも増えていきます。
こうした点からも、20代を無作為に過ごすことなく、何かに頑張れると良いのではないでしょうか。