FPコンサルタント不動産株式会社 取締役社長

比嘉時生

Tokio Higa

敬天愛人

比嘉時生

略歴

沖縄国際大学商経学部商学科卒業。在学時には海外留学も経験。 飲食店経営を経て不動産会社に勤務。
不動産会社入社後、行政書士、ファイナンシャルプランナー、宅地建物取引士を取得。
身近な人にこそ知って欲しい資産創りがある、一緒に豊かになりたいという想いから、独立。
現在は、FMコザでラジオ番組のパーソナリティを務め、多くの人に知ってほしい経済、法律の知識を分かりやすい言葉で伝えている。
また日本子どもの生き抜く力育成協会に加盟し、キッズマネースクールを開催。
お金は汚いものではなく、「ありがとう」と交換する素晴らしいものだと発信を続け、親子から好評をいただいている。

現在の仕事についた経緯

不動産業界へ入ったのはとにかく「人並み」になりたかったからです。
私が大学を卒業したのはバブル崩壊後の就職氷河期、同級生の半数近くがフリーターになりました。私もそんな一人で、少しでも良い時給を求めて職を転々としました。「このままではダメだ」と、自分でBARを開業しましたが上手くいかずに廃業。当時、家賃を支払うのに苦労したので「いつか、家賃をもらう大家さんになりたい」と、不動産業界へ飛び込みました。
アパートの巡回清掃からのスタート、「これが最後のチャンス」と思い不動産、お金、法律について猛勉強し資格を取り経験を積みました。今日お客様に喜んでいただけているのは就職に苦労したお陰で本気で勉強したからだと思っています。

仕事へのこだわり

弊社を立ち上げる以前に勤めていた会社で、5年ほど競売を担当していました。
その時に「前もってプランニングができていれば、競売を避けられたのでは」と感じる場面が多くありました。
また、立ち退き要求のために居住者に会う事も多く、「顔も見たくない」と言われることもありましたが、その経験から「法律を学び、冷静にアドバイスできるようになりたい」と思うようになりました。
そこで「ファイナンシャルプランナーについて勉強すれば、よりお客さまの為になる」と感じたことから、資格取得に至ります。

その後、FPコンサルタント不動産という社名で独立しました。
社名のFPとは、ファイナンシャルプランナーの略で、ただ売るだけではなくて、ファイナンシャルプランニングしながらお客様の立場に立った視点で、売買のお手伝いを行いたいという想いで名付けました。
弊社の方針としても、FPの知識を積極的にお客さまへ提供し、お客さまの大切な資産を強固に守るお手伝いができればと考えています。

例えば、アパート経営でいえばキャッシュフローのチェックや管理なども大切です。販売して終わりではなく、販売後も関係性を築いていきたいと思っています。FPであることから、住宅ローンに関するご相談は、お客さまのお手伝いができる最たる分野です。
金融機関に勧められるまま住宅ローンを組んでも、きちんと計算してみるとご家庭の収入と月々の返済額が釣り合わないという事も多々あります。
「どうしたら無理なく住宅を購入できるか」、「ライフプランの設計とそれに伴う収支の計算や整理」、そして「物件探し」など、トータルでお手伝いをいたします。
行政書士の資格も保有しているので、一般の不動産屋では対応していない遺産分割、遺言書を作ることも可能です。FPと行政書士、それぞれの知識を活かし、ワンストップでお客さまのお手伝いができるのは弊社の強みであると思います。

若者へのメッセージ

長引くコロナ禍で、「人との繋がりは本当に大切」と改めて気付いた方も多いと思います。
家族や親族、自分の周りの方の協力はかけがえのないものです。
私自身、家族や周りの支えがあったからこそ、現在の道が開けているという実感があります。
私がパーソナリティを務めるFMコザのラジオ番組「トキオの一族繁栄ラジオ」という番組名は、「皆で力を合わせれば困難も乗り越えられる」というメッセージを込めています。
私からお伝えできることは、目の前の方とのご縁を大切にすること。感謝の気持ちを持つこと。利他の心を持つこと。
その姿勢でいることで、時代の変化が激しいこの現代でも、まわりの人みんなが協力してくれると思います。