株式会社Bennuash 代表取締役

橋本涼大

Ryota Hashimoto

誰にでもできることを誰よりもやる

橋本涼大

略歴

大阪府出身。
2013年3月 大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了。
2013年4月 新卒で某大手複合機メーカーに入社、超大型商業用システムの保守サポート統括業務(国内/海外)に従事。
2015年12月 国家資格「応用情報技術者」を取得。
2021年3月 退職。
2021年4月 独立し、株式会社Bennuashを創業、代表取締役に就任。
2022年4月現在 店舗経営、コンサルティング事業、広報・広告業に携わる。

現在の仕事についた経緯

元々、起業願望はなく、会社員として第一志望のメーカーに入社しました。
「国内と海外の橋渡しをする」という思いのもと、自分が一番やりたかった仕事を任せてもらい、たくさんのことを学ばせて頂きました。しかし、真剣に働くほど仕事が増え、自分が何に燃えるのかわからなくなっていた日々。

そんな矢先、一人の経営者の方との出会いがありました。
その方が、自分の努力で人生を築き上げている姿、毎日ワクワクしながら仕事に没頭されている姿に感銘を受け、経営を学び始めることにしました。
自分自身の努力の先に、やっとの思いで居場所を見つけ、人生の歯車が回り出したような感覚を今も覚えています。

その後、会社での実績を作りながら、仕事終わりと休日は全て起業の準備、取引先づくりの時間に充て、5年かけて事業の土台を築いてきました。経営を学び始めて6年目の年に、会社を辞めて独立しました。
人とのご縁により、努力の方向性を変えたことが私の人生を大きく変えました。

仕事へのこだわり

「人経営」の理念のもと、関わる人や取引先の方々とのご縁を大事にしています。
私の人生のターニングポイントにはいつも人がいました。人生も経営も人が大切です。
これは、セールスを例にしても同じだと思います。同じ商品を、同じパンフレットで、同じように売れば、誰がやっても同じように売れていいはず。でも実際は、誰が売るかによって売上は大きく変わります。
つまり、商売は人です。
人がいるから経済が成り立ちますし、経済が回っている国=GDPが高い国に行くと、現地の人は活気に満ちています。
テーブルの上にある、コップ一杯のコーヒーを想像してみてください。もし、これを全部自分一人で作るとしたら・・・?どれだけのコストがかかるか、計り知れません。
私はコーヒー豆の煎り方も、コップの作り方も知りませんが、数百円払えばおいしいコーヒーを飲むことができます。たったコーヒー一杯でも、そこには世界中のたくさんの方々の“想い”が詰まっています。人と人がご縁でつながり、コラボレートすることこそ、経済の本質です。

一人だと小さな力かもしれませんが、人とのご縁を大事にしていけば、大きな仕事を為し、経済を活性化させ、周りを幸せにすることができると確信しています。
それが「人経営」。
人と人がつながった土壌の上に、それぞれが経営する力をつけて得意分野を持つ。それを生かし合うことで、シナジーが生まれる。そんなことをイメージしながら、日々仕事をしています。

そして、人と人がつながるためには、自分自身が選ばれる存在であることが大切です。そのためには、
・誰にもできないことをやる
・誰にでもできることを誰よりもやる
のどちらかです。私は突出したスキルがあるわけではないので、「誰にでも できることを誰よりもやる」ことにこだわっています。
常に目標を掲げ、それをやる理由を強く持つこと。そして、成果のために誰よりも愚直に努力し続けることを大切にしています。

若者へのメッセージ

たくさんの挫折や批判に直面し、「なにくそ!!」と立ち上がる経験をしてください。これが自分自身を強くします。

私は、何かを始める時、たいてい大失敗からスタートします。
初めて大きな舞台でスピーチをした時、頭が真っ白になって何も言えず。自分の無力さに恥ずかしくなったのをよく覚えています。そういう時こそ、自分の現状の実力を認めて、「なにくそ!次回までに力をつけて絶対成功させてやる!!」と考えるようにしていました。
私の人生を振り返ると、挫折のたびに悔しさをバネにして努力をしてきた自負があります。皆さんも、うまくいった経験よりも、挫折や、それを乗り越えた経験の方が、より強く印象に残っているのではないでしょうか?

人生は一度きり!
現状維持ではなく、今の自分をさらに良くするために、身の丈以上のチャレンジをたくさんしてください。うまくいけば最高ですし、 うまくいかなければそれをバネにして自分を奮い立たせるきっかけにすればいいのです。
捉え方一つで、今よりもさらにワクワクできる人生が待っています。