株式会社カーサフライン代表取締役

原田直哉

Naoya Harada

雨ニモマケズ

原田直哉

略歴

中央大学経済学部卒業。桑沢デザイン研究所卒業。複数のセレクトショップのディレクターを経て、アパレル企業へ転職。本部長職として、多数のブランド事業立ち上げを行う。
その後、FINGER FOX AND SHIRTS株式会社を代表取締役として立ち上げ、現在は株式会社カーサフラインの代表取締役。

現在の仕事についた経緯

中央大学で環境経済を学んだものの、社会に出て、大量生産大量消費のビジネスに携わってきました。
2007年ごろ、仕事で滞在することが多かったアメリカで、ファッション業界もエシカル・サステナブルに大きく舵を切っていることを感じていました。
日本においてもエシカル・サステナブルへの関心が高まってくることは、海外の事例からも間違いないと確信し、エシカル・サステナブルをファッションを通じて広めていくべく、株式会社カーサフラインの代表となりました。

仕事へのこだわり

新人時代から、ゴールを設定し、そのための過程をどうたどるか、ということを重要視してきました。
社会に出る際に、最初に決めた目標は「27歳までにMD(マーチャンダイザー)となり、ブランドのかじ取りをする立場になる」というもの。
そのために必要なものは、「店舗での経験」「素材への知識」「モノづくりの経験」と考え、2年間販売員として勤務したのち、生地の会社に転職して1年半勤務、その後デザイナーとして勤務し、27歳の頃には、MD業務を兼任する事業部長という立場で仕事をすることができました。
その後も、「いつまでに何をなすのか?」というゴールに向かって行動することは変わっていません。
ゴールを見据え、それまでに成し遂げておかなければならない案件を整理していくことで、確実に自分が進みたいゴールへの道筋が開けていくというのは、社会に出た日から変わらないこだわりです。

若者へのメッセージ

「自分の信念を貫くことができる仕事」をしたい、という思いがあるのであれば、ぜひトライしてほしいと思います。
その中では様々な困難や、厳しい現実に向かい合うことも多くあるかと思います。
はるか遠くに信念を見据え、そのために今すべきことは何かを考え、必要な努力を惜しまなければ、きっとその仕事は人生を豊かにしてくれると思います。
「自分の信念を貫くことができる仕事」をできているという実感は、困難や厳しい現実との直面を超える幸せを得ることができると信じています。