株式会社ボンド 代表取締役

袴田 奈麗美

Natsumi Hakamata

過去と未来の自分を裏切らない!

袴田 奈麗美

略歴

10年以上にわたり上場企業にて、経理、労務、総務、法務、IR、M&A、内部統制関連業務に従事。 M&A経験は15社以上あり、総勘定元帳を見るだけで、経営管理部の組織状態がおおよそ見当がつく特技を身につけ、経営管理のPMI人材を採用、派遣し、連結グループとしての文化構築とナレッジトランスファーを実施する。
2017年6月に、日本で143社目となるIFRS(国際会計基準)任意適用のプロジェクトマネージャーとして、プロジェクトを完遂。
2018年2月に株式会社ボンドを設立し、代表取締役となる。
2021年4月より、経営者/経営層向けの認知科学に基づいたコーチングサービスの提供も開始する。

現在の仕事についた経緯

自身のキャリアの集大成と思っていた国際会計基準の任意適用のプロジェクトを完遂した後、今までの経験を活かすのであれば、未来ある若者たちに貢献させていただきたいと強く思うようになりました。
ベンチャー企業に転職することも考えましたが、企業に属してしまうと価値提供する対象に限りが出てしまうので、たくさんの企業と接するにはどうしたらよいか考えました。
さらに、自分らしく今後も仕事を続けていきたい、「人生の幸福度をデザインする」を私自身が体現していくためにはどうしたらベストかを考え抜いた結果、独立することを決意いたしました。

仕事へのこだわり

新卒で入社した会社の社長に、「新卒の君達でも10年働いている先輩でも同じことができるのだけど、なんだと思う?」と聞かれ、「それは約束を守ることだよ。これは信頼につながるからね。」と教えていただいたことがずっと心にありました。
仕事の信頼は仕事でしか築けないと思い、コミットしたことは何が何でもやり遂げるために、仕事は常に130%でやるようにしていました。
いろいろな仕事が重なったり、自身のパフォーマンスを考慮すると、このくらいの気持ちでやっていて、結果100%くらいになると常に思っていたからです。優秀でも器用なタイプでもなかったので、誰よりも量をこなし、約束を守るためにやりきるということに重きを置いていました。その積み重ねが経験値に結び付き、人より少しだけスキルが身についたと思っています。
具体の技術をたくさん積むと、少しずつ抽象度を上げいくことができて、業務や組織、ひいては会社全体を見渡せるようになりました。この視野の広げ方が、後々の他者への貢献欲に結びついていきました。
このサイクルをどの分野でも続けていったことで、今があると思っています。

若者へのメッセージ

特にこれといった趣味やこだわりがないようでしたら、20代は、何にでもチャレンジして、思う存分仕事に熱中してほしいです。熱中すればするほど、様々なことが得られるのが仕事です。30代(特に前半)は、周りのことも見えてくるので、いろいろと思うところがあるかもしれませんが、がむしゃらに過ごした20代以前の自分を裏切ることなく、日々を過ごしてほしいです。
そして、40代の自分から「あの時の自分、ありがとう!」と感謝されるような経験を、オールライフでしてください!自分をベースにそこから他者貢献する気持ちを持つことができたら、人生の幸福度をデザインすることができます!