株式会社PERVA 代表取締役

古舘 真

Makoto Furutachi

人生の幸福度は、家族時間と仕事時間の幸福度で決まる。

古舘 真

現在の仕事についた経緯

大学卒業後はアパレル商社に入社し、その後ITベンチャーにてWEBディレクター職に約2年従事しながら個人事業主としてアパレルブランドの立ち上げやWEB制作サービスを行ってきました。
2021年、株式会社PERVA(パーバ)を設立し、「日本いち、家族をしあわせにする会社に。」というコーポレートミッションを掲げながら、WEBプロモーション事業、オフィスソリューション事業、不動産仲介事業、アパレル事業の4つの事業をメインに展開しています。

私が家族の幸福度に着目したきっかけは、大学の就職活動まで遡ります。
集団面接で「将来、何がしたいですか?」と聞かれた際に、他の学生達が「社会貢献」や「地方創生」について高らかに語る一方で、私自身はその意見に同調できず、自分が何をしたいのかがまったくわかりませんでした。
しかし社会人1年目のときに、会社の先輩や上司を見ていて「仕事と家庭を両立している人」が圧倒的に少ないことに気づき、「これだ!」と思いました。
つまり、私がやりたいのは社会貢献でも地方創生でもなく、仕事時間の幸福度と家族時間の幸福度を共に向上させることだと閃き、今はそのミッションのために日々邁進しています。

仕事へのこだわりと目標

「なぜ、働くのか。」「なぜ、PERVAにいるのか。」といった動機や目的については常に考えるようにしています。さらに、3人の役員を含めたスタッフ達に対しても、PERVAで働く理由付けをしやすくなるように意識していますし、そういった話題も日頃からよく口にします。

また、「家族を幸せにする」というミッションを達成するために、次のような課題に向き合っていきます。

【誰の家族を幸せにするのか】
まずは自分の家族、次に従業員、お客様、最後に共に仕事をさせて頂いているパートナー様という順になります。
弊社に関わるすべての人の家族時間を充実させ、ご家族の幸福度を向上させていきます。

【“幸せ”とはどのような状態か】
個人的に、次の5つをバランスよく備えている家族は幸福度が高いと感じています。
・お金
・時間
・家族間の尊敬
・夫婦愛
・子供
家族の幸福度を司るこれら5つの要素の中で、会社が大きく寄与できるものは「お金」と「時間」になるでしょう。よって、まずは既存の事業を全体的にしっかりと伸ばすことを目指していきます。
その上で、効率的に高収益を得られるビジネスモデルを構築する、従業員にしっかりと還元できる体制を整えていくといった施策にも取り組んでいきたいと思います。

現段階の計画では、「従業員のご家族」への貢献は期待できるものの、「お客様のご家族」の幸せに直接的にアプローチできているかと言うと、首を捻らざるをえません。
したがって、お客様のご家族にフォーカスした活動や事業をいち早く企画し、実行していくことが近々の課題となっています。

若者へのメッセージ

私も25歳という若輩者なので、あまり偉そうなことは言えないのですが、やはり前述の通り「なぜ、働くのか。」「なぜ、PERVAにいるのか。」といった理由を考えることは非常に重要だと思います。私自身、そのように心がけてきたことが今に繋がっているという実感があるからです。
その点を徹底的に、それこそ言語化できるレベルまで考え、追及できれば、これまで不透明だった未来も見えてくると思います。
起業願望がある方であれば、私のように自分の思い描くビジネスを実現化することだって夢ではありません。
ぜひ「なぜこれをするのか」ということをきちんと考える癖をつけ、前向きに取り組んでいって頂きたいと思います。