株式会社オンカ 代表取締役

船橋悠馬

Yuma Funabashi

自分の考えたとおりに生きなければ、自分が生きたように考えてしまう

船橋悠馬

略歴

南山大学法学部卒業。新卒で住友生命保険相互会社に入社し、企画部門や人事部門、国際業務部門で勤務。
2014年に株式会社オンカを創業し、名古屋から世界トップクラスのWebマーケティングを提供している。

現在の仕事についた経緯

一般的に、車を買ったのに動かなければ、販売店に連絡して取り替えてもらいます。商品としての機能を備えておらず、目的の効果を得られていないのですから、当然の行動だと思います。
Webサイト制作の目的は極めてシンプルです。ただ一つ、集客すること。しかし、日本のほとんどの企業が、Webサイトから満足のいく集客を行えていません。それなのにどうしてWebサイトにおいては、「やっぱりうちは難しいよね」と簡単に諦めてしまうのか。かねてより疑問に感じていました。
こういった、正しいWebマーケティングを行えておらず、Googleのアルゴリズムを正しく理解した適切な支援を行なう制作会社に出会えていない企業をサポートしたいとの想いから、創業を決意しました。

仕事へのこだわり

新卒で就職した頃から、仕事をする中で「スピード」を最も大切にしてきました。
私は、人間の脳が、“複数のことを同時に”、それも“100%のパフォーマンスで”処理することは、基本的にできないと考えています。そのため、タスクを抱えれば抱えるほど、脳の処理速度はどんどん低下し、正常な判断ができなくなります。仕事のスピードを上げて常に抱えるタスクを最小限に抑えることで、処理速度の低下を防ぐことができ、一つひとつのパフォーマンスを極限まで向上させることができると考えています。

また、自分であれこれ考えて自分なりの結論にたどり着くことも大切かも知れませんが、周りに有識者がいるのであれば、その人の能力をフルに活用して、とにかく早く仕事を完遂させることが重要だと思います。私たちビジネスパーソンは学者ではないので、仕事のプロセスよりも、早く確実に結果を出すことが最優先です。そのため、失敗を繰り返しながら一歩一歩前に進むのではなく、とにかく使えるものはすべて使って、スピードとパフォーマンスを最優先に仕事を進める方が遥かに有益ではないでしょうか。
まあ、何となくそれっぽく言いましたけど、元々がせっかちな性格なだけかもしれません(笑)

若者へのメッセージ

様々な書籍や著名人の発言では、「仕事を通じて自分自身を成長させる」という言葉が語られています。弊社に応募いただく就職活動生の方々の中にも、自分自身の成長を目標にしている方がたくさんいます。しかし、仕事を通じてお金を受け取り、その上で自分の成長までをも望むことは単なるエゴではないかと思います。

仕事は、あなたのためのものではありません。あくまでもクライアントや消費者のために行うものであり、支払ってもらったお金の対価として、パフォーマンスだけを愚直に追い求めることが大切です。
この姿勢を持って、ビジネスパーソンとして無我夢中で成果を追い求めていれば、自ずと勝手に自分自身が成長しているはずです。自分の成長は、仕事をする中で求めるものではなく、本気で仕事に打ち込んだ先の結果として付いてくるものだと思います。