株式会社マウントフジミュージック代表 音楽家

藤井 裕樹

Hiroki Fujii

和、三方よし

藤井 裕樹

略歴

都立小平南高等学校在学中、第4回日本トロンボーンコンペティションにおいて第3位入賞。アメリカネバダ州立大学ラスベガス校特待生(2005年在籍)。
19歳でプロミュージシャンとしてのキャリアをスタート。国内外の多くのジャズアーティストとの共演のほか、東京ディズニーリゾートでのパフォーマンスや、大塚愛、及川光博、関ジャニ∞、渋谷すばる、ナオト・インティライミ、矢沢永吉などのJポップ、ロックアーティストのツアー・ライブサポートや、CDレコーディング、CM音楽のレコーディングなどに参加。
作編曲家としては、東京ディズニーリゾートや東京スカイツリーのイベントなどを手がけ、講師としては、2008年から2015年まで(財)ヤマハ音楽振興会認定講師を務める。2016年3月11日、初のリーダーアルバム「Lullaby of Angels」をリリース(東日本大震災チャリティーCDとして)。

2017年1月、NPO法人ネクストステージ・プランニングの音楽ディレクター(プロデューサー)に就任。
2019年6月、株式会社マウントフジミュージックを設立し、代表取締役に就任。プロダクション、教室運営のほか、これまでの経験を生かし、楽器可物件の不動産会社や音楽事務所、ライブハウス、個人の音楽家などのコンサルティングも行っている。著書に『音大生のための“働き方”のエチュード』(発行:NPO法人ネクストステージ・プランニング/発売:株式会社ザメディアジョン)

現在の仕事についた経緯

中学校で吹奏楽部に入り、トロンボーンを始めました。合奏(チーム)で一つのものを創り上げる素晴らしさや、練習などで一つの事に打ち込み、レベルアップしていく事の大変さ、楽しさを学び、充実感を体験しました。音楽をやっていたからこそ出会えた多くの方が僕の人生を豊かにしてくれたからこそ、音楽を生業にしていると思います。

仕事へのこだわり

ジャズやクラシックの生演奏の需要はデジタル音楽の発展と共に減りつつありますが、人間が豊かな生活をしていくためには衣食住の次に、アナログの温もりのある音楽など、一見、不要不急に思われるものが必要不可欠です。
料理が栄養を取れれば良いだけでなく、そのものの味や文化を楽しむ事に意味があるのと同じだと考えています。
この仕事に誇りをもち、その価値を社会に提供したいです。また、お客様側への需要の部分だけではなく、供給側を育てるのも大切なミッションですので、音楽家がプロとして生活していくための雇用の拡充や、ノウハウ提供にも力を入れていきたいです。

若者へのメッセージ

教科書に書いてある事や、誰かに聞いた話、SNSの情報だけではなく、自分の体験から学び、考えて行動出来る大人になってください。「自分」を大切に!