行政書士 社会保険労務士 オフィスコータロー 行政書士・社会保険労務士

江尻光太郎

Kotaro Ejiri

不屈

江尻光太郎

略歴

立教大学法学部卒業。
一般企業・社労士事務所の勤務を経て、平成19年に社会保険労務士登録。
平成23年の行政書士登録を契機に、行政書士 社会保険労務士 オフィスコータローを開設。
個人・中小企業を対象とした総合的な法務コンサルティングを展開し、コンプライアンスを重視した中小企業支援に力を入れている。予防法務に重点を置いた人事労務管理に関する セミナー実績も多数。
東京都行政書士会理事。

現在の仕事についた経緯

大学卒業後、目的もなく続けていた日雇いアルバイトの劣悪な労働環境に疑問を感じ、社会保険労務士資格の取得を志しました。法律を知ることが、自分を守るだけでなく、多くの方の幸せを実現する助けになる、ということに気づき、誰かを支える存在になりたいと思いました。
その後一般企業や社労士事務所での勤務を通じ、あらゆる業界の労務管理の現場に触れ、企業の抱える悩みは千差万別であり、また「業績のよい会社」には法則がある、ということが見えてきました。中小企業を支援するためにどんなサポートができるかということを考えたときに、自分自身の知見や実務の幅を広げる必要があると痛感し、行政書士資格を取得しました。
これまでに見てきたこと、感じてきたことを忘れずに仕事を続けていきたいと考えています。

仕事へのこだわり

どちらかというと曲がったことが嫌いな性格で、卑怯なことは嫌いです。そういうところが、私の仕事の核となっている、「コンプライアンスを重視した中小企業支援」というところに結実しているのだと思います。
社会保険労務士は、一般的に事業主側から報酬を頂戴するわけですが、単に社長の太鼓持ちであってはならないと考えています。会社が儲かりさえすればよいというものではなく、そこで働く従業員たちも幸せでなければならない。それが事業の健全な発達というものであり、そのためには、私は社長にとって耳の痛いことも臆せず申し上げます。嫌われることもありますが、相性の問題。別に意地悪をしたくて申し上げるのではなく、それが中長期的に見てベストな選択であろうと考えるからです。
また、行政書士の仕事の幅はとても広く、許認可手続などの行政手続から契約書の作成などの市民法務の分野に至るまで、「身近な街の法律家」として実に広いフィールドで活躍できます。お客様の要望を伺い、法律で定められたことに反しないように、行政の意向を踏まえながら間に立って、文章を練り上げ、書面を作成していきます。その際、あとあとトラブルに発展しないように、という「予防法務」ということを常に意識して取り組んでいます。
お客様のビジネスや生活上のお悩みを受け止めて、ビジネスを成功に導く、あるいはお悩みを解消するお手伝いをさせていただけることは、大変やりがいのあることで、いつもお客様の立場に立って、共感し、誠実に寄り添うパートナーでありたいと考えています。
行政書士や社会保険労務士の仕事が、誰もが幸せに、安心して暮らしていける社会を作り上げる一助になれると信じています。

若者へのメッセージ

若いときに経験したことは、何も無駄になることはないと思っています。どんなに苦しいことであっても、それが必ず将来の肥やしになります。だから、どんなことにでもチャレンジしたらよいでしょう。
失敗しても、何が間違っていたのかを謙虚に考えて、次に生かすようにすれば、それが次へのステップになります。悲観的にならずに、いつもポジティブに前に進んでいけば、道は自然と開けていくでしょう。
そして、叱られるのを恐れないこと。叱ってくれる人の存在はありがたいと思うべきです。大人になればなるほど叱ってくれる人は少なくなります。だから思わぬところで恥をかきかねない。若いうちにたくさん叱られて、それを素直に受け止めて、自分の至らないところを改善することを怠らない姿勢は大事です。
自分のことばかり考えずに、他人のためになることは何なのか、考えることも大切ですね。ボランティア活動なども積極的にしたらいい。新しい出会いがあるかもしれない。あとは、笑顔でいること。なぜかそばにいたくなる、周囲から愛される存在になることはとても大切なことです。そんなふうにして「人間力」を磨いていくことで、豊かな人生が開けていくのではないでしょうか。